じつに身勝手なのは
男で
歌の世界とはいえ
半年も泣かしてしまう
この男が羨ましいとさえ
思った。
まだ、ろくすっぽ
女の人と付き合うことも
できなかった
僕は歌の世界で特に、
この
風の作品としては
変化が見られた
「ほおづえをつく女」を
聴いたあとに
気持ちは落胆し、
嫉妬心や、羨ましい気持ちに
なったものだ。
女の人を振って捨てる。
この行為は
モテたことのない男からすると
別次元の話で
きっとこの歌のモデルになってる女性は
いい女なんだろうなぁと
想像したりして、
僕はこの歌のイメージでは
ほおづえをつく女の人
は
「桃井かおり」さんなんかを
想像し、歌の世界に重ねていた。
半年も泣き続けるなんて
どれだけ〜!って感じなのだけど…
それだけ愛していたのだという証拠。
だから僕自身恋愛に関しての思いは
愛されるより
愛す方がいいと
思い始めたのも
多分この辺りだったのかもしれない。