明日の葉っぱ(8×8)=69

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白い色は恋人の色 ベッツィ&クリス

2019-05-25 18:31:43 | 僕の音楽日記
この歌を聞いていた幼少の頃
外人さんは日本語がペラペラに
喋れる人ばかりなんだと
真剣に思っていた。

日本人だけが
日本語しか
喋れないのだと
思っていた。

ヒデとロザンナにしても
ロザンナさんは日本語喋れるし、

ブラウン管に登場する
外人さんは日本人もどき
うまく歌うし、日本語もうまく
喋れる。

日本人が歌うより
柔らかな日本語だから
この歌なんかも
何か雰囲気が違って
良く聞こえたものだ。

白百合は高貴な花として、
白い色は
その花になぞられて
恋人の色。


詩人 北山修氏の作詞らしい、
素朴で暖かい。
メロディーメーカー加藤和彦さんとの
このコンビは
ジャパニーズフォークの王道。


多分誰が歌ってもある程度
売れたのかもしれない。

しかし
このアメリカ人の女性デュオが
歌うことで
何か違う風に吹かれた
そんな雰囲気の中
みるみるうちに
ヒットソングとして
認識させていたし、僕ら
ガキだったものたちも
口ずさむほど
なじみの良い歌となったわけだ。

白い色
純白
汚れなき真っ白な心のような
白百合のように

青空は初恋の色
夕焼けの赤い色は
想い出の色



ハーモニーを効かせて
癒される歌声は

時代が少し変わりつつ
あった1969年の事。
来るべき1970年代にむけて

人々は少しずつ
癒しの歌を求めていったのでしょう…





歌:ベッツィ&クリス
作詞:北山修
作曲:加藤和彦
花びらの白い色は恋人の色
なつかしい白百合は恋人の色
ふるさとのあの人の
あの人の足もとに咲く白百合の
花びらの白い色は恋人の色

青空のすんだ色は初恋の色
どこまでも美しい初恋の色
ふるさとのあの人と
あの人と肩並べ見たあの時の
青空の澄んだ色は初恋の色

夕やけの赤い色は想い出の色
涙でゆれていた想い出の色
ふるさとのあの人の
あの人のうるんでいた瞳にうつる
夕やけの赤い色は想い出の色
想い出の色 想い出の色