松本隆さんのこの作品つくりに
おける秘話にもあるように
モノクロのような
目の前の風景が見えたりする
のはわかる気がする
なんとなく
覇気がない時
心に光が当たってない時
色のない世界に
自分が取り残されたように
感じる瞬間がある
作られた色でなく
天然の色をもつ
君であれば
その色に染まり
自分らしさを
取り戻すんだ。
輝ける場所へ
輝いてた場所へ
君は自然体である言う
天然色の輝きをもつ君
いつだって
今だって
明日だって
その色褪せない
眩しい輝きに
夏色から
秋の色へと
塗り替えられていく
ひと月半我が家に
産後の里帰りしていた
娘夫婦と
孫が今日
自分たちのアパートへ
帰って行った。
賑やかだった日々も
気の抜けたビールのように
あっけなく
物さみしい感じ。
泣けば
あやして
抱っこしながら
寝かしつけてた。
胸の中で
スヤスヤと眠る
姿が
なんとも
気持ちを柔らかくさせてくれた。
とにかく
このひと月半
何事もなく
無事、平穏に育児できたことに
感謝です。
泣き声の聞こえる
日常が始まり
夏の暑さに
寝苦しさと
慣れない日々の中
あっという間に
時はたって
孫もすくすくと育っていった。
泣き止まない時
どうやって泣き止ませるか
変な歌を歌ってみたり
抱っこして身体を揺らしてみたり
1番良かったのは
ベッドのクッションで
ゆるい縦揺れのゆりかごのような
優しい揺れで寝かしつけてるのが
ちょうど眠りにつくのに
いい感じのあやし方だった。
効果的なあやし方で
心地良さそうに
眠ってくれると
じぃじとしても
面目躍如だった。
ミルクが欲しいと泣いて
眠たいと泣いて
泣くのが仕事の赤ん坊。
だんだん
成長していく姿が
眩しい日々だった。
振り返るひと月半の思い出は
ゆりかごのように
優しく揺れて
我が家の気持ちもひとつに
してくれた
みんなが
掛かりっきりで
親も勉強、子供も勉強
の育児だ。
子育てはこれでいいはなく
これがいいを
探すこと
私卓也くんと出会って
生きたくて
しょうがない、
生きたい!
だから卓也くんは
私の分まで
生きて!
私が死んでどんな世界が続いていくのか
君の中で生き続ける私に
教えて下さい
これが私と卓也くんの
最後の代行だよ
生きてくの!
私の代わりに!
最後のお願い
きいてくれる?
しあわせになってね
しあわせに…
愛してます
愛してる
そして
渡良瀬まみず は
14日
輝き続けて
消えた
不治の病
発光病に侵された少女の
健気さが、胸を打つ
永野芽郁さんの名演技が
涙をさそう
おじさんも
ラブロマンスに
たまには
心洗われる。
北村匠海くん演じる
岡田卓也の
クールな感じと
冷静に死を見つめる女の子を
演じる
永野芽郁さん
彼らの大人びた
考え、そして
希望、願い、
映画でありながら
歳ばかり重ねている
自分の子供加減を浮き彫りに
されるように
対比してしまう
あまりにも
あまりにも
密度の濃い日々に
いる人たちの姿を
目の当たりにすると
それが
余計に胸を突き刺してくる。
死ぬということ
生きるということ
当たり前が
どのように
どのタイミングで
その時に
もがいて
その時に
受け入れて
生きること
死ぬこと
を
受け止めていくのか
当たり前の時間と
当たり前の命
もう、
それは
当たり前ではなくなっている
吉田拓郎が
もう、歌いたくない歌
嫌いな歌
という名目で
ラジオで発表した
歌が
「祭りのあと」だった。
作詞が岡本おさみさん
名盤「元気です」に収録されて
いる
いわば名曲としての位置付けだった。
それなりに
拓郎さんもステージで歌ってきてた。
詩の内容が
とにかく
重い
ということだけは
いえるけれど
歳を重ねて
時代も変わっていくと
今、しっくりこない感覚は
歌い手にもあるように
聞き手にも同じようにある。
確かに…
♪祭りのあとのさみしさは
例えば女でまぎらわしい
とか
♪人を怨むも恥ずかしく
人を褒めるも恥ずかしく
なんのために憎むのか
なんの怨みで憎むのか
とか
♪日々を慰安が吹き抜けて
死んでしまうに早すぎる
とか
♪もう 怨むまい
もう
怨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて
と歌っている…
しんみり
心を落ち着かせる
鎮魂の歌のようだ。
ラジオでも拓郎さんは語っていたけれど
重くて
確かに歌いたくないという
感情になるだろうな…と…
ギター一本で歌って収録した
「元気です」での
「祭りのあと」
そのあと
「176.5」というアルバムで
再アレンジして
セルフcoverしてる
そして
「oldies」のアルバムで番組でも
紹介されていた
スティールギターの駒沢さんの演奏で見事に
包み込んで柔らかくなった
ライトにパッケージされた
見事な
「祭りのあと」がある。
これがやはりベストテイクのような
気がする。
僕的にはもう一つ
80年代
王様たちのハイキングツアー
での
武道館でのテイク
ギターの青山さんが
柔らかく
バラードのリードでパッケージした
いい、テイクのがある
この二つが
「祭りのあと」
というのを
作品的に気負いなく
聞けるような気がする。
オリンピックという
祭りが終わり
祭りのあとをむかえ
お盆も終わり
祭りのあとの
さみしさ
を感じる
重くなく
サラリと
また、日々を過ごしていかなくては
…
孫が生まれて
早くも45日目
順調にミルクも爆飲みして
大きくなってきて
巷に流れる
あの噂。
赤ちゃんが泣き止む
といわれる
都市伝説っぽい
反町隆史さんの
【poison】
を流すと
赤ちゃんは泣き止むのか?
新生児でも
それが立証されている
我が家の孫も
このpoisonを流すと
このリズムに耳を傾けて
泣き止む。
機嫌の悪そうなタイミングで
風呂に入れる時も
【poison】をかけて
風呂にいれる。
最近はYouTubeで
広告無しのループ30分ものがある
娘は
それをかけていた。
先日
スマホから
どこか聞き覚えのある
メロディーとギターのリフが
流れてきた。
例の
poisonだ
赤ちゃんが泣き止むのには
「沈静化」と「覚醒化」があるらしい
専門家からの説明もあり
この歌は
その両方を備えもっていて
赤ちゃんが興味をひく歌らしい。
嘘だと思ってた
のが
意外や意外
通じるんや
笑ってしまうけど
試してみる
価値はあるね
(笑)