明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

雨が空から降れば 小室等with 吉田拓郎 

2021-08-13 17:31:00 | 僕の音楽日記

生涯の友であり
ライバル
であった
小室等さん


袂をわけた二人

フォーライフレコードを出ていった
吉田拓郎さんと
フォーライフレコードに残った
小室等さん

スタイルを変えずに
コツコツと歌を届ける
小室等さん

自らのルーツと好きな音楽に
関わっていく
スタイルの吉田拓郎さん

70年代の激動の時間を共有して
大きなムーブメントの側には
小室等さんがいて
その先頭には吉田拓郎さんがいた

「戦争はなぜ起きる?!」
が酔っ払うと
からむ口癖の小室等さん
付かず離れずの関係は
やがて
80年代に入り
二人の距離は離れていく

79年夏
篠島でのステージが
両者の70年代を確認する意味のある
意義深いステージだったと思う。

小室等なくして
吉田拓郎はあらず

吉田拓郎によって小室等は
より輝いていた

そんな時代の同伴者だった二人

80年代から
溢れる歌に埋もれていくように
両者はその大きな渦の中から
弾かれていった
92年に
原点回帰的
ミニバンドとのステージに
コラボした小室等さん

小室等さんは
スタイルを守り続けていたが故
それほど大きな時代からの
ダメージは負わなかったまでも
吉田拓郎さんは
時代の寵児として駆け抜けた
70年代の栄光と戦いながら
80年代へ突入し、

揉まれ、弾かれて
混迷しスタイルを変えながら
生きながらえてきた

雨が空から降れば
小室等さんの
名曲。
吉田拓郎さんも
cover
してきた

篠島のステージでは
両雄が
しみじみと
この歌を歌う姿に
感動したことを
覚えている

真夜中のステージ
暗闇の向こうを見つめながら
吉田拓郎さんの
眼差しと
メガネの奥の
優しい眼差しで見つめる小室等さん

観客も見えない
暗闇の向こう
夜明けを待つ
二人の気持ちが
表情に映る

来るべき
80年代を見据えて
ステージから見つめた
暗闇は
二人にとって
あらたな
光を見つける旅に
なった。


雨の日に口ずさむ
名曲。
雨が空から降れば…


思い出は
地面に
染み込む…



雨がしとしと降れば

思い出もしとしと

滲む…




お盆の期間

秋雨のような

長雨。


オリンピックが終わり

静かさを取り戻した
日常。

雨による災害も心配される
ここ数日。





やわらかい気配 土岐麻子with 秦基博

2021-08-11 19:07:00 | 僕の音楽日記
小田急線の車内殺傷事件。
こうゆう事があると
人は常に
身構えてないといけない
とさえ思う。


平和ボケ
当たり前の毎日。

それゆえ
人の感覚が鈍感になっていっている


特に今は
イヤホンで耳を塞ぎ
スマホやゲームで
下を向き
周りから遮断した空間を
自らがつくっている。

少し前の昔は…
それこそ漫画を読んでたり
大人は新聞を読んでたり
カタチは変われども
遮断する事はあった。

その中にも
人には
【気配】を感じる
感覚がある
それは
自らの身を守る
生き物としての
人間の感覚のようなもの

あの頃
電車で 漫画を見ていたり
新聞、雑誌を読んでたり
居眠りしていたオヤジでさえ

【気配】を察知していたように
思う。

今はどうなんだろう?
無視を決め込んでるのか?
ホントに
気配を感じなくなってしまったのか?
それも人間の五感以外の第六感的な
ものならば
研ぎ澄まされ、少しは 訓練しないといけないのかもしれないけれど

常日頃、
違和感とか
危険な感覚をどこかに持ち合わせていないと
いざという時には
危険回避できなくなる気がする。

【気配】でも
よくあるのが
人の気配。

もう、お盆の期間に入ったこの頃

よく
そんなエピソードが聞かれる
いるはずのないその
人の気配
とか…
感覚を研ぎ澄まして
ばかりいると
疲れてしまうけど

やわらかい気配を察知して
身を任せ
癒されたい


とかく
ギスギスしてる世の中
だから
楽しい気配
嬉しい気配
やわらかい気配を歓迎したいもの














夏色のおもいで cover 吉岡聖恵

2021-08-10 22:27:00 | 僕の音楽日記


開け放った
窓の向こうに
緩やかな
水平線を滑る波を
見る

窓辺にあるテーブルの上には
メロンソーダの泡…

もどかしく
しゅわしゅわの空気を
踊らせて

片肘ついたほおづえに
潮風が緩く
甘えるように巻きついて


君をどこかへ

連れて

さらって

行きたいな…

と独り言



海の
輝きのなか

夏色のおもいでを
つめこんで

君だけをさらって
いけるなら

足踏みしていた夏が
少し
動き出す。

君との思い出が
夏色になるころ…








遠くへ 1973年 春 20才  浜田省吾

2021-08-09 20:29:00 | 僕の音楽日記
好きになる人
憧れの人
探し求めてる人
運命の人

ずーっと
小さい頃から考えてた

なにかDNAに刷り込まれてた
かのように…

探すんだ…
見つけなければ…
僕の心の中の声は
ずっとしていた

だから
あの子じゃない
この子なのかな?
女子を見ていた

単なる女の子好きとは
また違う次元
うまく説明できないけど
探してた感覚。

説明がつかないけど
探してた感覚。


身近な人にいるのかも…
と思ったり…

「おれは男だ!」のドラマにみる
吉川くんとこうじくんの二人は
お隣さん。
そこに身近に憧れの人
好きになるべき人
がいる状況だった。
灯台下暗し
すぐそばにいる場合だってある

僕は見渡した。
僕の家の近くには
いない。

同じ町内
学区内
学校内と
見渡す。

いない事に気づく…

僕は
僕の心は
また彷徨い始める

遠くへ…
遠くへ…と

外へ外へと目を向けていく

僕もまったく
モテないわけでもなかった。

それなりに
女子から声をかけられた事も
あったけど

僕がみてなかった

僕の中で
探してる感覚の中での
すり合わせで
違うと感じていた。

面食いとか
理想が高いとか
そんなのとも違う

どうしても
そういう風に
捉えがちだけど
ずーっと
そんな感覚でいた。


だから
なのか
居場所なはずの
家より、外へ
外へ出かけていたし、
自分の家より
人の家の方が落ち着いてた
外へ気持ちを向けてないと
落ち着かなかった。


遠くへ行きたい感覚に
ずーっとなっていた。

でも
高校の時
その探してた人に
会えた感覚があった

結局フラれたんだけど

それ以降
遠くへ
遠くへ
と彷徨う
僕の感覚は途絶えるようになっていた。


それから
その感覚が蘇ったのが
5年前くらいか…

何か大切はものを
置き忘れたように
それは

ユーミンの
「守ってあげたい」の歌詞の一節の

♪遠い夏 息を殺し
トンボを取った
もう一度あんな気持ちで
夢を捕まえてね


というような
声が聞こえた。



また、僕の気持ちは
感覚は
遠くへ
遠くへと
彷徨い始めた

ホントの自分が
開かれるべき
場所とその前に
立つために


答え探しにまた、
遠くへ遠くへと…






おいしい時間 相曽晴日

2021-08-09 07:15:51 | 僕の音楽日記
サビの部分は
聞いたことある

何かのCMでながれたような…

時より頭の中に
ふと
過ぎる 
メロディー


♪ずーっと
見守っているよ
いつも自由なまま

ずーっと昔から
知っていたような
そんな気がする


確かパールライスのCMだったか?
透明な声
癖のない澄んだ声
そよ風のような声

ポプコンから出てきた、
相曽晴日さんだった。

この歌を耳にしてた頃
歌が溢れかえっていた
ニューミュージック全盛
1988年頃?


君が僕を必要とするとき
僕はどこへだって
でかけていくよ

詩の内容を考えると
包容力のある
どこまでも
優しい人。

ずっと昔から知っていたような
懐かしさもあって
見守りつづけてる

そんな人に憧れる
絵に描いたような
その姿
やさしい眼差しは
ずっと
君を見続けてるんだろうね


タイトルの
おいしい時間

意味がとおらないけれど…

食卓で食べている姿を見ながら
成長を見守ってる
そんな風景なのかな?

でも歌って
いろんな解釈があって
自分のものとして
咀嚼して腹に落とせるところが
歌のいいところ。

この歌も
そんな感じだ。








歌:相曽晴日

作詞:相曽晴日

作曲:相曽晴日

もしも 君がぼくを 必要な時
ぼくは どこへだって でかけてゆくよ

優しさを 覚える度
君は とても強くなるね

ずっと 昔から 知っているような
そんな気がする

どんな 辛い事が これから起きても
決して 自分のこと 嫌いにならないで

泣く事より 苦しいのは
自分のこと 信じない事

ずっと 見守っているよ 君のこと
いつも 自由なまま

ずっと 昔から 知っていたような
そんな気がする