私
卓也くんと出会って
生きたくて
しょうがない、
生きたい!
だから卓也くんは
私の分まで
生きて!
私が死んでどんな世界が続いていくのか
君の中で生き続ける私に
教えて下さい
これが私と卓也くんの
最後の代行だよ
生きてくの!
私の代わりに!
最後のお願い
きいてくれる?
しあわせになってね
しあわせに…
愛してます
愛してる
そして
渡良瀬まみず は
14日
輝き続けて
消えた
不治の病
発光病に侵された少女の
健気さが、胸を打つ
永野芽郁さんの名演技が
涙をさそう
おじさんも
ラブロマンスに
たまには
心洗われる。
北村匠海くん演じる
岡田卓也の
クールな感じと
冷静に死を見つめる女の子を
演じる
永野芽郁さん
彼らの大人びた
考え、そして
希望、願い、
映画でありながら
歳ばかり重ねている
自分の子供加減を浮き彫りに
されるように
対比してしまう
あまりにも
あまりにも
密度の濃い日々に
いる人たちの姿を
目の当たりにすると
それが
余計に胸を突き刺してくる。
死ぬということ
生きるということ
当たり前が
どのように
どのタイミングで
その時に
もがいて
その時に
受け入れて
生きること
死ぬこと
を
受け止めていくのか
当たり前の時間と
当たり前の命
もう、
それは
当たり前ではなくなっている