それは、jr北陸線・市振(いちぶり)駅。
新潟県の最西端駅、越後と越中(富山)の境に位置する。
木造の駅舎には人影はない。切符売り場にはカーテンが
かかっている。
改札口を出るといきなり踏切。プラットホームの真ん中で
バーが開閉する。
ちょうど、直江津へ行く列車から中学生が4,5人降りて来た。同駅を
利用する乗客は4,50人なので貴重な乗客か。
「お帰り」と声をかけると「こんにちは」と挨拶が返ってきた。どうやら
家に向かうのではないらしい。
駅のすぐ前を国道8号を行き交う車がひっきりなしに走っていた。