人生アラカルト

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日本人の底力を発揮する77歳

2013-04-09 15:49:54 | 判断は勝手
映画「祖先になる」を観た。
東北大震災でも甚大な被害を被った岩手の陸前高田で、
困難に屈しない77歳の老人。頑固に大地を踏みしめなが
ら希望を達成する人間力を描く。

どえらい、じいさんがいたもんだ。

朝日新聞のbeで、最近の日本映画、おもしろい?と
いう企画があった。

結果は「面白い」が46%であった。なにが?と問えば「ス
トーリー」が一番多かった。

日本映画で不評は20%で、内容ではテレビの劇場型
がやりだまにあがっていた。

ちょっと受けたからと云って、映画で拡大しても、内容
が薄いものだから、観客はそうは踊らない。


「祖先になる」は私と同じような年かっこうだから、興味
を持ったが、これは別の世界の話だ。

避難住宅にも入らず、田を借りて稲作りをし、自給自足
を完ぺきに実行する。そしてついには、立派な木造住宅
も建ててしまう。

困難に屈しないどころか、皆のために意見をはき、祭にも
参加する。
普通の年寄りではなく、「スーパーおじい」の話だ。

「すげー」 私は買ってきたパンをかじりながら鑑賞、「資
金はどうしたん?」 との疑問を飲みこんで、感嘆する
ばかりであった。