今日も接骨院へ行く。駐車場に入ったが、降りられなくなった。
ラジオの話に興味が湧いたから。
話し手は禅寺の大本山妙心寺の塔頭の襖絵について語ってい
た。
塔頭の襖は64枚ある。そこに新しく絵を描くことになった。
絵筆を取るのが、有名な画家ではなく、無名の若い女性だと
いうことだった。女性は芸術大学院を卒業しているので素人では
ない。普通、名の知れた画家に委嘱するものだが、なんで実績
が薄い女性に絵を託したのか。
この話から話をずらして、京都に数多の寺院があり、その多くに
襖絵が存在する。寺院を拝観に訪れると、この絵は「狩野派の
だれそれでございます」と説明される。
何百年前に名の知れた画家が競って寺の襖絵を描いていた。
では、今から何百年後に残すための絵を描く例があるだろうか。
多く見られるのが、復元作業。原画は収蔵庫にしまい込み、復元
画を現場の部屋に残す。
どこのお寺か忘れたが、6枚くらいの襖一杯にイワシの絵が
描かれていた。金子みすゞを意識したものだろう。イワシの目が
印象的だった。
これも襖6枚くらいなら見られるだろうが、60枚を超すイワシの図
は空想するだけでお腹、胸一杯になるだろうね。
千住博さんの絵がすごいと思ってもお寺の襖にはねえ。
本音は「もったいない」
でも、いいじゃないか。なにを無名の画家が描くか知らないが、
何十枚も描くうち、どんどん変化し、うまくなってゆく。わくわくし
ないか。
ラジオの話に興味が湧いたから。
話し手は禅寺の大本山妙心寺の塔頭の襖絵について語ってい
た。
塔頭の襖は64枚ある。そこに新しく絵を描くことになった。
絵筆を取るのが、有名な画家ではなく、無名の若い女性だと
いうことだった。女性は芸術大学院を卒業しているので素人では
ない。普通、名の知れた画家に委嘱するものだが、なんで実績
が薄い女性に絵を託したのか。
この話から話をずらして、京都に数多の寺院があり、その多くに
襖絵が存在する。寺院を拝観に訪れると、この絵は「狩野派の
だれそれでございます」と説明される。
何百年前に名の知れた画家が競って寺の襖絵を描いていた。
では、今から何百年後に残すための絵を描く例があるだろうか。
多く見られるのが、復元作業。原画は収蔵庫にしまい込み、復元
画を現場の部屋に残す。
どこのお寺か忘れたが、6枚くらいの襖一杯にイワシの絵が
描かれていた。金子みすゞを意識したものだろう。イワシの目が
印象的だった。
これも襖6枚くらいなら見られるだろうが、60枚を超すイワシの図
は空想するだけでお腹、胸一杯になるだろうね。
千住博さんの絵がすごいと思ってもお寺の襖にはねえ。
本音は「もったいない」
でも、いいじゃないか。なにを無名の画家が描くか知らないが、
何十枚も描くうち、どんどん変化し、うまくなってゆく。わくわくし
ないか。