人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

石山寺で聞いたシャンソン

2017-06-04 20:54:19 | 80はミステリーゾーン
かつてシャンソンを教えて頂いた真野
斗志子先生のシャンソンリサイタルは
滋賀・石山寺のイージー・オールで開
かれた。

コンサート会場には遠方からのファン
やお知り合いが大勢詰めかけた。

真野さんは2月に60分に及ぶサルトル
の「恭しき娼婦」の主演を努めて、セリ
フの長さに素人は驚嘆した。

「ろくでなし」、「リリー・マルレーン」
で始まるシャンソンの数々のあと、私も
教えてもらったタンゴの「カミニート」も
披露されたので、つい10数年前の教室
を思い出す。

しかし、美しい声は変わらず、舞台なしの
目の前で歌う真野さんは、ドレスが後半、
真っ赤に変わったこともあって、魅力十分で
あった。

初め気がつかなかったが、ピアノを演奏する
女性が途中サックスを吹いたので、「あー、
あの先生」と気がついた。

女性はいつまでも若く、意欲は十分、代わっ
てかつての生徒はおいぼれになってしまった。

でも、音楽への心はまだまだ、フルートはい
まも吹いていますぞ。