107歳の映画館が上越市にあります。
現役で、今も観客を集めています。
雁木が特徴の通りに看板があり、フイルム
時代の映写機が展示してあります。
通りから奥まったところに映画館があります。
地図です。
本館です。この写真は昨年撮ったものです。
6月28日、映画を観に行きました。
入口は普通の家の玄関並みの大きさです。
中に入ると、レトロな時計がかかっており、
横に貼られた写真はひょっとしてハンフリー
・ボガード? 写真の写真を見て雰囲気で
そう思いました。違ったらごめんなさい。
スクリーンに移る画面を見ながら。中に入
ると、椅子にぶつかりそうになりました。
外から入って、目が慣れていません。それ
とも目の老化が進んだか。暗い。
館の人があわてて手を引いてくれ最後列
に座る。映画を観るのに、手を引かれたの
は初めての経験です。
映画は「わたしは分断を許さない」という
ドキュメントです。客はそこそこ座ってい
ます。娯楽色の薄い映画だが、観に来る
のですねえ。
先に言っときますが、トイレはとてもきれ
いです。便器も真っ白のピカピカ。
観客席だって新しい明かりがついて観客
席を見ると座椅子が真新しい。改装した
みたい。
御年107歳の映画館とは見えません。