人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

究極の呼吸法ーつらい時間も

2012-07-06 00:07:39 | お勧め
病院で手術を前に、死を迎える前に、人はなにを考え
るのだろう。全て人生は呼吸の連続で始まり、そして
いつか終わる。

がんの手術を受けるために、手術台に乗せられている。

この時、数息観(すそくかん)を行った。

  禅の呼吸法は、鼻からゆっくり息を吸い、鼻から
  ゆっくり吐く。息を整え、気を落ち着かせる。

《息を数える》 まず、息を吐く(ひとー)、吸うを
(つー)と数える。(ふたー)(つー)・・・十(と
ー)まで数える。これを繰り返す。
数えている間、何も考えない。
《腹式呼吸》息をゆっくり丹田に吸いこむ。肩の力を
抜く。

例えば、電車の中での呼吸法

右手全体で、左手の親指を握り、左手の平で右手の甲を
被せる。このまま、目をつむり、数息観を行う。他の人
には悟られずに行う座禅でもある。

この間、人は意識を空間に置き、苦痛と時間の経つのを
忘れる。



ケルントナーのフルートはどんなもの?

2012-07-04 21:31:12 | 楽器



ネットのオークションでケルントナーのフルートを
キャッチした。

ケルントナーのフルートは、入門や初心者が持つ
場合が多い。理由は簡単、値段が安いからである。

普通、入門者であっても少なくとも10万円以上は
出さないとだめだと云われる。
ところが、この楽器は数万円で買える。

さらに、ネットのオークションで落とせば半値で求
められる。
「よっしゃ、指の運動に使うたろ。1万円の買い物
なら壊れても腹がたたん」

風評では、すぐ壊れる。玩具と酷評を聞く。


荷ががついて、開いて少々驚いた。
ニッケル製だから、ピッカピカのフルート。こんなき
れいな笛見たことがない。作りもいい加減ではなさ
そう。梱包がしっかりしていた。白い手袋もついてい
た。
チューナーで音程も調べた。

実際に、接骨院で試した。

♪♪            「・・・・・・・・」

音が軽い。今使っているマイフルートはやや重の
音色なので、こっちがいい。

高音がすらすら出る。  ♪♪ !!        「・・・・・・・・・・」

「これが1万ちょい?」

すっかり、感心した。

フルート歴7年だから、風評の通りかどうかは、見れば、触れば、
吹いてみれば分かる。


調子が出てきたら、マイフルートと比べてなんら、ひけを取らない。
まさに、「ええ?」 

フルートに対する見方が変わりそう。

あとはどのくらい長持ちするか。

マイフルートはいま、新潟で知り合いになって後に千葉へ移った
フルート工房のyさんがメンテ中だ。
yさんが考案した評判の頭部管も付けてもらっている。
音が良く鳴ったら、新入りと競争だ。


国の借金を子供に残すな、いうけれど

2012-07-03 14:03:54 | 判断は勝手
野田総理大臣が党を割ってでもやりとげようとして
いる消費税アップ。
次の世代に莫大な借金を残さないため、という。

これって、ちょっと変。
子供が20歳になったら、ポンと渡すような感じだ
から。

第2次大戦で、日本は敗れて経済はずたずたになった。
では、戦勝国に「戦争の原因は大人の問題だから、子
供は関係がない」と訳のわからんことを云って通るか。

国の借金問題は、その国に生まれたものには、みな責
任を負う。その点、ギリシアの国民は自国の経済危機
はよそ事に思っている。


大借金の中には、子供の費用も多数含まれている。子
供も大人になったら、借金の返済に努力しなければな
るまい。

従って、日本人の借金は身うちからの借金だからその
まま、ずるずると引きずっていくに違いない。


マイフルート、寒さには弱い

2012-07-02 04:54:31 | 楽器
いつも行く接骨院の2階はトレーニング室になって
いる。ここがフルートにもご機嫌な場所なのだ。
マシーンがずらり並んでいるが片面ガラス張りだ。

鏡に向かってまっすぐ立つ。背筋をしゃんと伸ばし
てフルート持つ。歌口に唇を当てる。笛がまっすぐ
横に伸びているか確認する。

aの音をゆっくり出す。我ながらカッコ好いんだな。
もちろんフルート君もご機嫌な様子だ。

でも、フルートは寒さに弱い。
がんの手術を受けうまくいった数日後、お祝いの一
人コンサートを病棟裏のお地蔵さんの前で開いた。
指はかじかむし、フルートはさっぱり鳴ってくれな
かった。管の空気が寒さで縮んでいるのだ。かろう
じて情けない音で吹いた「白鳥」を、お地蔵さんが
じっと聞いていてくれた。

マンションで吹くフルートは音の伸びが良くない。
思い切り音を出せない状況もあるが、とくに畳の
部屋はだめ。カーテンや畳、襖が音を吸収するせい
だろうか。やっぱり接骨院が良い。

接骨院になにしに行ってるかって。
もちろん、身体のトレーニングだ。