こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

ルナは静かな一日・・・

2010-02-09 20:00:21 | 第1章・青の家
ルナです。


今日は、すごく暖かな一日になったね。
仙台でも、最高気温13度以上になって、4月の気温だって
でも、明日は、また、4℃くらいで平年並みだって・・・
気温が上がったり下がったり忙しいと、体調崩しやすいから、みんな、気を付けてね



ママさんは、今日は、お家でお仕事だよ・・・
ママさんのお部屋でまじめにやっていたよ。
でも、ルナが寂しくてちょっと「ク~ン」って、泣いちゃったから、ママさんリビングでお仕事に変えてくれたんだよ・・・えへっ








ごめんね・・・・ママさん
今日は、予定通り進んだの?



        



今夜は、はらからの「みそづけ油あげ」を紹介するんだって。


簡単だよ・・・  焼くだけだよ。
でも、甘辛みそで、何にも無い時のあと一品、お助けなんだよ。
ママさんのおススメだよ。








         



ルナは、もう、夕飯食べちゃったし、パパさんは、まだ帰って来ないし・・・








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針供養の思い出

2010-02-09 14:31:44 | memories
昨日、2月8日は「針供養」の日・・・
裁縫で折れてしまった針を柔らかいものにさして、その労に感謝し、また、技術の向上を願って、針を供養する習わしがあります。


そんな風習を知ったのは、服飾系の専門学校の教師に就職してからでした。
そこは、洋裁科と和裁科・・研究科とほぼ18歳から22~3歳くらいのまさに若い女性ばかりの学び舎でした。


大学を卒業して、系列の女子高に、今でいうところの「内定」を頂いていた私は、家庭科の教師になるつもりでいたのですが、4月から専門学校の方に・・・とまさかの番狂わせ。
それは、考えていた以上の戸惑いでした。


大学の専攻は染色学で、主に草木染めを研究しながら、教員免許を取得する方向でしたから、洋裁・和裁・手芸は各1年ほどしか習っておらず、そのほか、衣食住に関する全般を一般教養と共に学んだので、染料と筆ばかりの学生で、針と共に想いを馳せた時間は極端に少なかったと思います。


「どうにかなるさ・・・」は、その頃からの持ち前の楽天感覚だったのか、とにかく、そこは、私にとっては、何もかもが別世界の感覚に思えたスタートになりました。
「この学校で働く者が、針も満足に持てないようでは、恥ずかしいから・・・」
校長先生のその一言で、私は昼間は被服材料・管理・染色を教える教師であって、夜は、針を持って、勉強する一人の学生に戻りました。



        


そこから、約2年間、専門学校夜間部の卒業証書を頂きました。
そんな、学校生活で初めて、針供養の行事と出会いました。
神主さんが学校に作られた神殿に、学生たちの使った沢山の針を奉納して、供養とお祓いをしてくださるのでした。


針供養のあとは、恒例のかるた大会になります。
百人一首のクラス対抗戦が体育館で盛大に始まります。
4年生になると、それはもう、迫力満点・・・・
最近、NHK土曜夜「咲くやこの花」鳴海璃子主演のおこいちゃんがいっぱい居ました。
教員Bチーム(愛嬌チーム)の私は、ほとんど取れず、ただただ圧倒されて見ていただけでした。



         


それ以来、毎年、2月8日が来ると、当時を思い出しながら、いま、こうして日々針を持っている自分を振り返ってみると、すべてが積み重ねであったことと、昼間は先輩同僚であり、夜は恩師となった、今も変わらぬ友人関係である仲間に支えられて、くりかえしくりかえしやって来た、一針、一針に感謝です。



陽射しが春を思わせる今日・・・
ふと、思い出話をしてみました。


    p.s  昨日の記事にコメント頂いた、「あっぴんさん」へ・・・回答です



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