こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

サンシュユのつぼみ

2021-02-27 14:11:21 | 第6章・彩りを探す旅

アメリカン・ブルーです。



ルナと散歩に行きました。
街路樹が少しずつ春めいてきました。
黄色い蕾・・・たぶん、サンシュユ?



昨日から夫は福島県郡山市へ一泊の予定で出かけました。
先日の地震復旧の手伝いです。
最近、泊りの出張が続いています。
以前は、それが週に3日ぐらいあったり、
1週間の予定も普通にあったので、準備もスムーズでした。
今は、薬を持ったり、マスクを持ったり・・・
細かな持ち物が増えたようで大変です。


夫が居なかったので夕食も早めに済まし、
今日配達分のネットスーパーの注文を始めると、
地震の後には必ず商品の並びが悪くなるのですが、
今回も「天然水・いろはす」が最も欲しかったのですが、
水類、ティシューペーパー類などが数量制限されていました。
水はほぼありません。
コロナが始まったころも色々なものが消えましたが、
やはり、今回も不安が募り、多くの方が保存を始めたのでしょう。


来月、10年目の3・11・・・あの日がやって来ます。
連日、TVでも新聞紙面でも、10年を振り返る映像や記録が出され、
私も毎日のようにそこに気持ちが向かっています。


そんな昨夜・・・


パソコンのメールの確認を怠っていたことに気付き、
3日ぶりに開けてみると、
「メッセージ」が届いていました。


差出人は、
2019年3月11日(月) 午後10時25分(45分)~
NHKドキュメンタリー 
震災ドキュメンタリー「あの日の星空」
その中で私が一番心に留まった、
息子さんと一緒見た「あの日の星空」を語ってくださっていた方でした。
NHKさんから今年も再放送をすると連絡があったそうで、
その流れで、色々検索しているところに、
私のブログに出会った旨が書かれておりました。




番組の中で紹介された親子の話。
おそらく多賀城辺りのマンションにお住いの方かと思われましたが、
窓から見える仙台港が燃えて、その火の勢いが凄まじく、
どうにもならない気持ちでいるところへ、
息子さんのお友達が来て、
星が綺麗だから出てこないかと・・・
お母さまは、「こんな時に星なんか!」と言ったそうですが、
一緒に反対側の玄関方向へ出てみると、
信じられない星空を目にして・・・
息子さんとお友達に、この光景を忘れてはいけないよ!と話したそうです。
いつもふざけてばかりだった二人が素直に「うん」と言ったんです・・・
その言葉が印象的でした。




マンションの親子は私と息子です・・・
そう書いてくださって、びっくりしました。

あの日の夜空・・・「満天の星空」と題してブログを更新しましたが、
同じあの日の星空を見ていた方と10年の時を経てここで出会え、
大震災に揺れた記憶はそれだけには留まらず、
新たな想いを深くしてくれました。
息子さんは今年小学校の先生になられたそうで、
きっと、「あの日の星空」の話を生徒さんたちに語りながら、
命の大切さや希望を失わないこと、
忘れてはいけないことの多くを教訓として伝えてくれると思います。



ご連絡を頂いて心が温かくなりました。
ありがとうございます。
拙いブログではありますが、
こうして「書くこと」でその年月を越えてきました。
また今年も3・11には新たな気持ちで綴れたらと思っております。









今は蕾のサンシュユの花・・・
きっとその頃、春の陽ざしに黄色の元気を咲かせるでしょう。





コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ひこうき雲 | トップ | 弥生の空 »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大震災の夜に、満天の星が出ていたんですね。 (masamikeitas)
2021-02-28 03:44:21
アメブルさん、おはようございます。

>同じ場所に立つ家の片側では燃え盛る炎が見え、
反対側では、美しいとしか言葉が無いほどの満天の星。
同じ体験をして、同じものを見ても、
感じ方はそれぞれ。
希望の星と思える人も、亡くなった人たちの魂と思う人も。
また、その夜、
本当は、あの満天の星を見られなかった人の方が、はるかに多かったのです。

素敵なお話ですね。
大震災の夜に、満天の星が出ていたんですね。

>パソコンのメールの確認を怠っていたことに気付き、
3日ぶりに開けてみると、
「メッセージ」が届いていました。

このような素晴らしいメッセージを頂くと、ブロガー冥利に尽きますね。
大震災の夜、共通な思いをされた方が多かったんですね。
返信する
おはようございます。 (みちみち)
2021-02-28 10:38:03
サンシュユの花ですか~?
開花した時にも見せて下さいね~~。
パパさん、また出張だったのですね。
そして、その準備にはこれまで必要のなかった物まで準備する事になってしまいましたね、お疲れ様でした。
明日から3月・・・
そして、あの日から10年ですね。
その時の「満天の星空」語ってくださっていた方からのメールでしたか~~Σ(・□・;)
それは、それは、良く訪ねて来られましたね~。
その方の息子さんは今年小学校の先生になられたのですね、きっとその経験を生徒さんたちに話してあげてるのでしょうねっっっ!
こちらでさえも、あの日の夜は、満天とまではなりませんでしたが、停電して暗くいつもの夜の空とは大きな違いだった事が忘れられないです、そして今はコロナで飲食店もお店を閉める時間が速くなり、外は真っ暗な日が2ヶ月も続き、嫌でもあの震災の夜が思い出されてます。




返信する
Unknown (ぷぅまま)
2021-02-28 15:20:28
震災関連の番組や、大きな義援金の話などが聞こえて来るようになりましたね。

なんと!!
そうでしたか!
10年がたつ今、つながったんですね!
いや、ずっとつながっていたんですね。
印象深いこの話、覚えています。
学校の先生になられたんですね~。
再放送されるのであれば、新たな気持ちでわたしもまた拝見したいです。

10年がたちますが、
これからも想いを一つに、ずっと皆のこころがつながっていけますように!!

可愛らしい蕾、私も見てきますね。
返信する
masamikeitasさんへ (アメリカン・ブルー)
2021-02-28 17:17:16
masaさん こんにちは~(*^^*)

あの日、私たちは何度も襲ってくる大きな揺れに家に居ることが出来ませんでした。
避難所も出来ておらず、車のなかで、ラジオの情報だけでした。
ガス、電気が止まっていましたが、
幸いにも水道だけが止まらず助かりました。
車から出て家のなかに用事があって向かったときです。
見上げたそこに満天の星!!
あまりの凄さに、今起きている状況を忘れそうなくらいでした。
ご連絡いただいた方もその日、同じ空にきっと前を向く力を貰ったことでしょう。
今回はメッセージを頂き、本当にmasaさんが仰る通り、
ブロガー冥利に尽きると思いました。
10年目の奇跡のような気持ちでした。
嬉しかったです。
返信する
みちみちさんへ (アメリカン・ブルー)
2021-02-28 17:26:23
みちみちさん こんにちは~(*^^*)

サンシュユ?かと思うのですが、
違っていましたか~😓
また開花したときにご確認お願いします。
今週、大きな新店がオープンする予定で、
忙しいところに地震も想像以上に被害があって、
双方の事で一番大変な週になりそうですが、
ここが終われば、後は退職まで静かに~です。
震災10年目に、想わぬご連絡を頂いて、
驚きと喜びで、有り難い気持ちです。
息子さんが小学校の先生になられて、
きっと震災を風化することなく語り継いでくださるでしょう。
明日から3月ですね。
またあの日が近づきますね。
返信する
ぷぅままさんへ (アメリカン・ブルー)
2021-02-28 17:36:34
ぷぅまま~ こんばんは~(*^^*)

大分日が長くなって来ましたね。
テレビも新聞も特別企画で震災10年を振り返っている中、
私にもこんなことがあるのね~(^-^)vと思う素敵なメッセージが届きました。
再放送はあの日の遅い時間になるそうです。
観てください。
再びお会いするような気持ちです。

街路樹に数本植えられているものですが、
きっと近日中に開花すると思います。
今日は今年一番の快晴だった気がします。
雲ひとつなく、蔵王連邦が美しく穏やかでした。
返信する
Unknown (oldオードリー)
2021-03-06 00:33:19
今日、久し振りに会った友達と
「あの日から10年たつんだね」
と話したばかりです(偉そうなことを話してました)

そうだ、そうだ、「満点の星」を思い出すことを
忘れてました。
浄化されて眠れそうです
返信する
oldオードリーさんへ (アメリカン・ブルー)
2021-03-07 11:40:03
オードリーさん    こんにちは~(*^-^*)

間もなく10年が経ちますね。
「満天の星空」
あの日のブログは、自分に元気を与えようと頑張って書いたものでした。
あの日の星空は見た人にとっては、震災の大きさと肩を並べる位凄いものでした。
人にとって脅威と感動は同時に起こるものだと今も不思議に思いますが、
捉え方がその後の人生かとも思います。
遠くの地でも、この10年をまた語ってくださっていることに嬉しさを感じます。
ありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

第6章・彩りを探す旅」カテゴリの最新記事