アメリカン・ブルーです。
今日はかなり暑くなりそうな予想気温でしたが、
程よい気温で、短時間でシーツも乾く爽やかな日でした。
ちょっといい場所に行ってきましたが、
それはまた後日に・・・
昨日出かけた「海浜の草花観察会」
もう少し話が残っているので書いておきたいと思います。
主催は「北の里浜花のかけはしネットワーク」
「名取ハマボウフウの会」
共催 「みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター」
みちのく潮風トレイルの旗が浜を移動します。
『みちのく潮風トレイル』は、
青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐロングトレイルです。
その最大の魅力は、海の景観をダイナミックに感じるスポットの豊富さ。
日本一美しい断崖やリアス海岸ならではの風景、
恵み豊かな世界三大漁場など見どころが目白押しです。
自然が織りなす圧倒的な美しさのなかを、
潮風にゆられながら進み、忘れられない感動を味わってください。
その拠点が「名取トレイルセンター」にありました。
今回、集合地点にこの場所を決めたのも、
多くの方々にこの場所を知ってほしいことと、
利用してほしい目的があったそうです。
実は、この場所は私達も何度も通っている場所で、
ちょうど1年前ですか~
夫が車を買い替えた時に私も運転できるかと・・・
ここの広い駐車場をお借りして、
駐車の練習をさせてもらっていました~
使い方を間違っていました・・・スミマセン。。。
この日は工事もお休みで、
環境省の方もお出でだったこともあるのか・・・
閉ざされていた「立入禁止」のゲートは開かれ、
海岸にはスンナリ入って行けました。
最初に見つけたのはハマヒルガオです。
花は1日しか咲きません。
ハマボウフウです。
浜防風と書きますが、
この防風とは風を防ぐという意味ではなく、
風邪を防ぐという意味だそうです。
葉っぱは天ぷらなどにして食べられていたようですが、
風邪薬として重宝されて、
段々、茎や根まで採取されるようになり、
その乱獲のため、
第2種 絶滅危惧種になったそうです。
そのために保存会が立ち上がったものの、
また津波ですべてが消えることに・・・
種は海から、またほかの生物から運ばれ、
生きるための浜を探し、
また閖上の浜にその根を下ろしたようです。
閖上小中学校の校章はハナボウフウを模っています。
そんな希少植物ですが、
是非味わいたいとのことで、
今回は天ぷらを振舞っていただきました。
活動は午後からもあったようですが、
私達は午前中の参加のみで、
ハマボウフウの天ぷらを頂戴して帰宅。
家でそばを茹でて、一緒に頂きました。
茎の方は苦みが強いのですが、
葉の方は優しい山野草的な感覚で、
また、天ぷらを揚げてくださった方が凄くお上手で、
家に持ち帰ってもサックサクで大変美味しゅうございました~♪
くれぐれも、根は持ち帰らないように・・・とのことでした。
コウボウシバ
コウボウムギ 雌
コウボウムギ 雄 (こげ茶色)
ハマナス
ハマエンドウを訪ねて・・・のはずが、
思いがけなく多くの海浜植物に出会い、
砂浜がまた違う色に染まって行くような気持ちになりました。
また機会があれば、
閖上の浜で、その後の花たちを探してみたいと思います。
ありがとうございました。
そして、ご馳走さまでした~(*´▽`*)
すごいすごい。
わたし 浜辺で植物に興味を持ちながら歩いたことって
今までありませんでした。
1つ1つのお花や植物 それぞれ大切な子たちなんだな、って
再認識いたしました。
ハマボウフウに気づかず、どころか
それが風邪を防ぐものだなんて、教えていただかなければ
知らないでしまうところでした。
そしてまさかの天婦羅~!!!💛💛
ハマエンドウを訪ねていらして、ほんとによかったですね♪
物事って、一つから繋がって、
気づかないこと、知らなかったこと・・・
どんどん広がって行くものだとつくずく感じました。
本当にたくさん勉強してきました~(*´▽`*)
あのまま終わっていたら・・・ずっと残念な気持ちのままだったのかもしれません。
ハマボウフウって初めて見ましたし、
まさかの貴重な天ぷらまでご馳走になって、半日、本当に潮風が気持ち良かったです。
震災後、松の植樹、ビーチクリーン、今回の観察会・・・
海辺に参加してきた3つ目になりました。
またチャンスあれば、参加して海浜を大切にしてゆきたいと思います。