初盆

アメリカン・ブルーです。


昨年、母が亡くなったのが９月１８日・・・
長い時間を経てようやく「初盆」となりました。

『死なば四八月』『死なば盆前』という言葉があります。
何事にも適切な時期があるということのたとえのようです。
４月、８月は陰暦ですので、
その８月というところに母の命日がすっぽり当てはまっております。

私の祖母が４月に亡くなった折に、
夫の母が
「おばあさん、良い季節に亡くなられて、残された人に良い人に思われるて幸せだなぁ～」
そう言ってくれました。
まだ若かった私にはその当時、意味があまり理解できませんでしたが、
この年になるまで、多くの方々をお見送りしてみると、
その言葉がとてもよく理解されるこの頃です。

気候の良い時期に亡くなると、良い人になる・・・
どんなに良い人でも、
真冬や真夏では、何でこんな日に・・・と法事のたびに思われる・・・
そういう事なんですよね。
とは言え、人は、亡くなる日を選べない訳で仕方がないことです。
私にその話を教えてくれた夫の母は、
その願い通りにはならず、
雪国米沢の１月で、深く真っ白い雪景色の最中でした。
でも、その雪景色は私の中ではある意味「母らしい日」で、
７０代になってもスキーを楽しんでいた姿が重なります。
米沢では、お墓にも雪囲いをしてそこまでたどり着けませんから、
法事も雪の時期はせず、秋口や新緑の頃に行います。

少し話がそれてしまいましたが、
９月に亡くなった母の初盆までが、ここまでずいぶん長かったなぁ～と思うのです。
およそ１年待ちの「お盆」なわけで、
『死なば盆前』・・・そういう事なのかと思いました。
そうなると、『死なば四八月』の８月は、如何なものかとも思いました。
母は出不精な人だったので、
やれやれ、出てゆくかぁ～と程よい初盆までの時間だったかもしれません(笑)

姉から９月に一周忌の法要をするので、
お盆はわざわざ出向いて来ずとも・・・と連絡がありました。
私たちが引っ越しで色々大変だったことも気遣ってくれたようです。
こちらでちゃんとやっておくから・・・
そうですか・・・と言うことで、
私は花屋さんへ出かけて、自宅に小さなお盆用のアレンジメントを飾りました。
気持ちあれば、どこからでも祈りは通じますからね。







長町駅に隣接するtekute　nagamati
最近の私の一番お気に入りスポットです。
小さなデパ地下のような所です。

厳選されたお店が入っているので買い物が楽しいし、歩いて６分と程よい距離。
魚屋さんと八百屋さんの果物コーナーが特におすすめ。
昨日は「紅伊豆」が入っていたので買いました。
先月は、あの「黄色いサクランボ」も売っていて、びっくりしました。







そこにある花屋さん。
外側からも入れます。
ついつい、庭もないのに花の苗が気になって覗き込みます。
すると、あらら・・・あります、あります。
アメリカンブルー(笑)
今頃？　今年は春５月が暑すぎて、今頃、切りもどした苗が出ているんでしょうか？
思わず、にっこりしながら見つめました。







あ・・・それから、前記事で紹介したME＆CHEESEのカフェに寄ってきました～♪
私は、こういう場所のおひとり様はとっても苦手で、めったに一人では入りませんが、
不思議とここはすんなり入れて、落ち着けて・・・
しっかり、季節のパンケーキも食べてみました～(笑)
これが、マンゴー半端なくたっぷりで、アイスクリームも乗っていて、
パンケーキが３枚重なっていて・・・大変なボリューム

帰りにレジで「すごいボリュームだったわぁ～(笑)」
私が店員さんにそう言うと、
その方、私が座っていた席を即座に振り向きました。
「でも、完食しましたけど～(笑)」
そう言うと、「良かったぁ～」とにっこりされました。
食べきれなかったと思ったのか、大方の人が残すのか？
良く食べきったと思ったのか？(笑)
その振り向き方があまりにも素早かったのでとても可笑しかったです。

おひとり様の良い場所が見つかった気がしました。
「あのおば様、また来たわ～」って思われるくらい通ってみようかしら～ﾙﾝ♪
次回はチーズパンケーキを注文したいです。







今朝、公園へルナと散歩に行きました。
雑草の中に、秋の花が見えました。
姉によると、盛岡の小学校は、夏休みは１６日までだそうで、
そうだった～と、北国の短い夏が終わりに近づいているようです。