2週間ぐらい前に目に止まった記事ですが、やっぱり気になりまた読んで見ました。
噂では、前のトラックに追従する無人のトラックの開発が行われているとか?
景気が良くなると色んな所で人の雇用も増えるし、ドライバー不足ありえるかも。
宅配便が届かない!?コンビニから商品が消える!?ドライバー不足が引き起こす「物流2015年危機」(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
(前略)
どんどん人口が減り、縮んでいく日本の社会。いったい私たちの行く手には何が待ち受けているんだろう?
――この連載では、高齢になった未来の私たちのため、そしてこれからの時代を担うことになる子どもたちのために、日本の将来をいろいろな角度から考察していきます。子どものいる読者の方もそうでない方も、ぜひ一緒に考えてみてください。
地方の名産品を通販で取り寄せようとしたら、送料が価格と同じくらい高くてびっくり。なかなか届かない商品を待ち続け、やっと鳴ったチャイムにドアを開けたら、超高齢ドライバーが立っていてまたびっくり。スーパーの陳列棚からはモノが消え、資材が届かない建設現場では工事が中断されたまま――。
近い将来、こんな日がやってくるかもしれない。
国土交通省の調べによれば、2015年には14万人のトラックドライバー不足に陥るという。2006年度にピークの約92万人に達して以来、下降線をたどるトラックドライバー人口。ピークからわずか2年後の2008年度にはおよそ86万人へと激減した(全日本トラック協会調べ)。
さらに全日本トラック協会では、「60歳未満の大型免許保有者数は今後急激に減っていく」と予測しているよ。2020 年現在の317 万人から、35 年には223万人と3割減に。さらに42 年には177 万人まで減少するという。
物流はいわば社会の“動脈”だ。動脈がボロボロになったら、世の中のいろいろなところでトラブルが起こる。迫りくる「2015年危機」について、イー・ロジット代表取締役・角井亮一さんに聞いてみた。
今の僕らの快適な生活は、高度に発達した物流システム、そして何よりトラックドライバーに支えられている、といっていい。
たとえばコンビニ。「店舗面積が小さく商品があまり置けないのに、ほとんど品切れが見られませんよね。あれは、コンビニの自社トラックが物流センターから1日に数回、商品を運んでいるおかげなんです」と角井さん。
宅配便もかなりスピーディになっている。今や翌日配送は普通だし、通販だって「注文後、翌日発送、翌々日お届け」が一般的。アマゾンやアスクル、楽天などでは「午前中注文、当日発送、当日お届け」なんていうサービスもある。
受注から配送、返品までをトータルにおこなう「フルフィルメント」が広がり、流通のプロセスがシンプルになったことは大きい。でもやはり、全国津々浦々まで配達してくれるドライバーの存在なくして、こんなサービスは成立しない。
もしこのままトラックドライバーが減り続けたら――「配送料無料で翌日配送」なんていうフレーズは通販サイトから消えるかもしれないね。鮮度抜群のお刺身がそうそう食べられなくなる可能性だってある。
(以下略)