北海道内は29日、上空に流れ込んだ強い寒気の影響で、日本海側を中心に暴風雪に見舞われた。
札幌管区気象台によると、同日午後1時10分までの24時間降雪量は、幌加内町で48センチに達した。石狩市内では同日未明、最大瞬間風速35・5メートルを記録。同気象台は高波や猛吹雪による交通障害などを警戒している。
札樽道や道央道では同日早朝から、積雪や路面凍結などが原因のスリップ事故が3件発生。札樽道の手稲―銭函間が通行止めになるなど、一時、3区間が閉鎖された。
札幌管区気象台は同日夕までに、石狩北部や空知などで10~20センチの積雪を予想。道内では猛吹雪が30日朝まで続く見通しだという。
午前10時現在で9センチの積雪を記録した札幌市内では、道庁前で手袋と長靴姿の職員が雪かきに追われ、通勤者らは傘を手に、寒さに身をすくめながら歩いていた。
今、職場から帰って来ましたが、早くも路面はテカテカ。