久々に宴会の夢を見ましたが、起きて時計を見てビックリ。
「えっ!まだこんな時間なんだ」
宴会の夢の後だけに、ふと数年前に飲みに行った時の話を思い出した。
お店の子に私が「それほど近しくない人からアドバイスされたんだけど、怪しいと思うよね。でもそれがその情報に助けられ、人の心って不思議だよね。思わずご縁に感謝ですよ」と言ったのを。
その時のお店の子の言葉もまた印象深く「良縁、悪縁、腐れ縁、縁にも色々から」と。
当時の余韻に浸りながらこんな言葉も思い出した。
「神様はときに人を持って人を救うから、出会いは大切に」
こちらの本には「縁の活かし方だけでなく、悪い縁を見分けていく方法」までも書かれています。
「ご縁」いかがですか。
成功されている人や一流の人のほとんどが、その要因について、「ご縁に恵まれました」と言う。
だれでも大きな縁には気を入れて接するが、この人たちは、小さなご縁ですら大切にしている。
「小才は縁に出合って縁に気づかず、
中才は縁に気づいて縁を活かさず、
大才は袖振り合う縁をも活かす」
才能豊かな人は、わずかな触れ合いでも縁と気づき、その縁を活かして、さらに豊かな人生を歩む、という意味。
本書ではここを深く掘り下げると同時に、キャッチした縁を広げ深めながら長く続けていくための心づかいや、
そのためのシステムづくり、さらには悪い縁を見分けていく方法などが書かれている。
著者について
高井伸夫
1961年東京大学法学部卒業。63年弁護士登録。
現在、高井・岡芹法律事務所会長。80歳になった今も講演・執筆で多忙な日々を送る。
弁護士としての本業以外に、50年以上にわたり企業経営の改革・再建に取り組み、人事・労務問題の第一人者として特に著名。
著者のことを「ご縁のプロデューサー」と評し、ご縁のつなげ方、広がり方に共鳴し、感謝する人が後を絶たない。
相手が会話で心配事、困ったこと、願望などを何気なく話をしただけでも、
翌日には、解決するための最適な人を紹介したり、方法を伝授したりしている。
飲食店でまじめに働いている海外から来た青年にも気楽に声をかけ、著者が海外出張時に彼の実家にも訪ねたりする。
その彼は今や有名人となり著者との縁も続く。
著名なベンチャー企業の経営者にも「無名時代からのご縁を大切にしていただいている」と言う人が枚挙にいとまない。
日本盲導犬協会理事長時代に短期間で多くの賛同者を巻き込んで協会を立て直したことで、「ご縁づくりの達人」と言われた。
著書は、ベストセラ―になった『朝10時までに仕事は片づける』『3分以内に話はまとめなさい』などの自己啓発書から、『人員削減・賃金ダウンの法律実務』などの専門書まで47点に及ぶ。