「あの人は何を考えているのか?
なかなか読めない人だ」
そう思うこともしばしば。
分からない時はその人に聞くのが一番かも。
特に飲みながらだとホンネがぽろり!?
オイラも新人に「この仕事、一人でこなせそう?」と聞くと、「この量はムリです!」と。
本場の経営学はこんなにもエキサイティング!?
知的興奮と実践への示唆に満ちたこちらの本はいかがでしょう。
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世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア |
英治出版 |
内容紹介
ドラッカーなんて誰も読まない!? ポーターはもう通用しない!?
米国ビジネススクールで活躍する日本人の若手経営学者が
世界レベルのビジネス研究の最前線をわかりやすく紹介。
本場の経営学は、こんなにエキサイティングだったのか!
競争戦略、イノベーション、組織学習、ソーシャル・ネットワーク、
M&A、グローバル経営、国際起業、リアル・オプション、ベンチャー投資・・・
ビジネス界の重大な「問い」は、どこまで解明されているのか。
――知的興奮と実践への示唆に満ちた全17章。
◆日本でのイメージとは大違い! 驚きに満ちた「本場の経営学」
国際的な経営学界で活動する日本人研究者はほんのわずか。また国内の経営学は事例研究が中心のため、海外ビジネススクールでの科学的・実証的な研究の成果が、日本ではほとんど知られていません。ドラッカーの著作は経営学とは見なされず、ポーターの競争戦略論のはるか先の議論が白熱、ソーシャルネットワークの理論が一大潮流になっている――世界の経営学の実状は、日本でのイメージとは大きく異なります。
◆世界トップレベルのビジネス研究の「おもしろいところ」を厳選し、エッセイ風にわかりやすく紹介。
本書は、国際的な経営学界にいる数少ない日本人研究者の一人が、世界レベルのビジネス研究の最新トピックを紹介する一冊です。話題は日本人ビジネスパーソンにとって示唆に富むものを厳選しました。膨大な学術論文の裏付けを示しながらも、語り口はあくまで平易で明解。エッセイのように気軽に読みながら、グローバル時代を生きる上で知っておきたい、世界レベルの経営学の「おもしろいところ」に触れられます。
著者について
入山章栄(いりやま・あきえ)
1996年慶應義塾大学経済学部卒業。1998年同大学大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で主に自動車メーカーや国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2003年に同社を退社し、米ピッツバーグ大学経営大学院博士課程に進学。2008年に同大学院より博士号(Ph.D.)を取得。同年よりニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールのアシスタント・プロフェッサーに就任し、現在に至る。専門は経営戦略論および国際経営論。
目次
1 これが世界の経営学(経営学についての三つの勘違い
経営学は居酒屋トークと何が違うのか
なぜ経営学には教科書がないのか)
2 世界の経営学の知のフロンティア(ポーターの戦略だけでは、もう通用しない
組織の記憶力を高めるにはどうすればよいのか
「見せかけの経営効果」にだまされないためには ほか)
3 経営学に未来はあるか(経営学は本当に役に立つのか
それでも経営学は進化しつづける)
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