運が欲しい

心の貧しさが運を下げる。もしもこんな方程式があったとしたなら。
知恵と勘を磨きながら、心の動きを探求。

根底にあるのは…

2011年06月14日 05時30分30秒 | 日記

上司からの間違った命令には従うべきか?/木田 知廣(INSIGHT NOW!) - goo ニュース

(前略)
組織の統制を優先させれば社員は萎縮して主体性になにかをやることはなくなって、いわゆる「指示待ち」化してしまいます。

かといって勝手な行動を認めてしまうと、ずるずると規律が失われていって、組織としての効率性・安全性に大きな問題を抱えそう。

さすがにメルトダウンほどの大事件はないでしょうが、似たような状況で現場の判断を優先させるのか、それとも上司の命令に従うべきかで迷ったことがあるビジネスパーソンは多いでしょう。

こんな古くて新しい問題に新たな解を示してくれるのが、筆者のビジネススクールの恩師、スマントラ・ゴシャール教授です。

名著「個を活かす企業」では、個々の社員の起業家精神を発揮せしめながら、同時に組織としての統制を揺るがせない経営が可能なことを証明しています。

(中略)

政府機関や東京電力の幹部など、あまりにも無責任な言動に、正直言って怒りを禁じ得ないのは、多くの人が共有する感情でしょう。

ただ、一方で、巨大な官僚機構にいる人に、主体性を期待するのは無理なのかもな、と思うのです。

国会で詭弁を弄してまで自己保身を計る人に、「ふざけるな!」と怒るのは簡単ですが、そう言っても何も解決しないのでむしろ、

 「このような人にも主体性を発揮せしめるためには、何が必要なんだろう」

と考えるのが、スマントラ先生が示してくれた方向でしょう。
(以下略)

 


脳に激震が走った一冊です。

ITマンとの話題は本社のシステム変更についてではなく、
このままでは会社が危ない。
コイツ等には任せて置けない。
大切な会社は自分達の手で守る。
そんな気合の入った人は…居ないよな。
このようなざっくりした話で終わってしまったが、大事な話だと思いながらオヤスミ。

今日も頭と心、肝臓をフルに使ったな~

今のオイラの根底にあるのは宗教などでは無く、この考えに影響を受けているのかも。

個を活かす企業―自己変革を続ける組織の条件
 
ダイヤモンド社

商品の説明
日経ビジネス
21世紀の個人と企業の関係示す
1980年代後半ごろから、世界中の企業はリストラ、組織階層の削減や事業の再編といった波にさらされてきた。これは、グローバル競争の本格化によって市場の形態が変わり、技術革新のペースが速まり、情報化社会が急速に進展したことによる。このような情勢の中、世界の20社以上の企業のマネジャーにインタビュー取材し、これからの新しい企業モデルはどうあるべきかを探ったのが本書である。
新しい企業モデルとは、「組織の中の個」から、「個を活かす組織」を作りあげることである。個を活かす組織を構築するためには、マネジャーの役割を新たに創出しなければならず、そこから会社と個人の新しい関係が生まれてくると筆者は説く。

社員個人個人が起業家精神を持つこと、タテの管理からヨコのつながりを重視した組織を作ること、そして、その組織はマネジャーを中心とした小さなグループの集合体であること。これが、企業をいきいきと活性化するカギであることを明らかにする。

特に日本の優良企業である花王には教えられることが多い。いま企業には日々学習し、自己変革を続ける個の集まりとなることが求められている。


(日経ビジネス1999/9/20号 Copyright©日経BP社.All rights reserved.)

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿