運が欲しい

心の貧しさが運を下げる。もしもこんな方程式があったとしたなら。
知恵と勘を磨きながら、心の動きを探求。

ビジネスに活かす論語

2015年10月01日 20時00分00秒 | 日記

SBIで検索しているとこちらの記事がヒット。

北尾吉孝氏は「バイオ・エンジェル」になった SBIがバイオ事業の育成に邁進する理由
以下記事本文より抜粋
「会社を作るときにコーポレートミッションを決めた。そのひとつが、「New industry creator」になろう、ということ。日本が「ものづくり」で世界を席巻した局面は終わり、中国をはじめとする新興国に譲らないといけない。それでは、資源のない日本はどう生きていくのか。21世紀の脱工業化社会はどうあるべきなのか。

そう考えたときに、まずIT産業、とくにモバイルや通信。次にバイオテクノロジー、そしてクリーンエネルギー、オルタナティブ(代替)エネルギーといったエネルギー産業。日本全体がこういうところに投資して新しい産業を作らんといかん、そういうところへ僕らも投資しようと考えた。

ビジネス以外にも、東京国際クリニックという最新鋭の機器を入れた病院やSBI大学院大学なども設立した。利益は出なくても世のため人のためになること、正しいことをする。儲かることだけを考えていたら「利業」になってしまう。『菜根譚』にも「徳は事業の基なり」と書かれている。」

「僕は「論語」をはじめ中国の古典を小さいころから読んできたから、こういうときにどう動くべきか、すぐに判断ができる。最近の経営者に足りないのは大きな事案が起きたときに「何が正しいか」を判断する力だ。」

「最近は何でも下に任せるという風潮があるが、経営トップには、自分ひとりで決断を下さなきゃならんときが必ずあるんです。そういうときに、中国古典をはじめとする教養が役に立つ。古典には危機に陥ったときにどう動くべきかが書かれている。教養がないと正しい判断ができない。休日にゴルフばかりしている経営者ではダメだ。」


記事の中で出てきた中国古典。
北尾氏が書かれた論語。
『ビジネスに活かす「論語」』
こちらの本の中で
「学んでも何も思わなければ意味はないし、せっかくいろいろな教養を身につけても礼を欠いては役立てることはできません。だからこそ、バランスのとれた人間を目指さなくてはならない。それが人間力を高めるということに繋がるわけです。」(本文より引用)
と、書かれてます。

113ページには
「君子は周して比せず、小人は比して周せず」(為政)といっています。
「周」というのはみなと仲よくしながら偏らない。つまり、徒党をつくらない。
組織を弱める力というものは、最初から排除していかなくてはいけません。そのためには、そういう資質の人間を採用しないのが一番手っ取り早いのです。」(本文より抜粋)
と。 

この様にこちらの本では論語を分かり易く実践的な解釈で書かれてます。

『ビジネスに活かす「論語」』
 
致知出版社

内容
これまで『論語』に興味を持ちながらもなかなか手に取ることなく過ごしてきた若いビジネスパーソンに向けて、SBIグループの北尾代表が説く実践論語の入門書。
 『論語』の教えをベースに原理原則に則った対人関係、リーダーシップ、組織運営、リスク管理、人材教育のあり方を見つめられる一書となっている。
 『論語』を知識として理解するだけでなく、それを血肉化し実践することがいかに重要かがわかりやすく説かれ、説得力ある内容が心に迫る内容で幅広い世代の心を捉えるだろう。
 著者のベストセラー『何のために働くのか』の姉妹編として書かれた本書は、手に取られる皆さんに実り多き人生を築いて欲しいとの強い願いが込められている。



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