運が欲しい

心の貧しさが運を下げる。もしもこんな方程式があったとしたなら。
知恵と勘を磨きながら、心の動きを探求。

人を知るためには

2010年03月22日 00時00分00秒 | 日記
プロカウンセラーの聞く技術
東山 紘久
創元社

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商品の説明
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   対人関係を良好に保つための手段として、臨床心理士として活躍する著者がカウンセリングで重要視される「聞く」技術を一般向けに紹介しているところが特徴的。対人関係に悩む人はもとより、営業職など、より良い人間関係を築きたい人に向いている。
   ここでいう「聞く」とは、ただ耳を傾けるだけではない。「聞く」には理解が必要であり、「話す」より膨大な努力を要すると著者は語る。実際のカウンセリングでの会話を掲載し、読者に対し「さて、あなたならどう答えますか?」と尋ね、読み進めながら読者自身が自分の反応や態度を考え、それをより良い「聞く」態度に修正するという方法で、対人関係における自己鍛錬の場を提供している。 (以下略)


目次
聞き上手は話さない
真剣に聞けるのは、一時間以内
相づちを打つ
相づちの種類は豊かに
相づちはタイミング
避雷針になる
昔の主婦は聞き上手
自分のことは話さない
他人のことはできない
聞かれたことしか話さない
嘘はつかない、飾らない(オープンということ)
相手の話は相手のこと(わかるが勝ち)
聞きだそうとしない
秘密の話には羽がある
沈黙と間の効用〔ほか〕


「(前略)相手を知るために、情報をいろいろ集め、最終的には直接会って話をすることが必要です。そうでないと、他から集めた外部情報には、それを発信した人のバイアス(歪曲)が入るからです。(以下略)」
と、この本の序に書かれています。

この本を読むまでは、オイラもはじめて会う人に対して「どんな人だろう?」と、回りの人に聞いたりしていました。

昔の話ですが、株仲間での飲み会の時、ある人がはじめて綺麗な女の人と一緒に来た時はビックリしましたね。
「彼女居たんだ」って。
それで彼に聞くと彼女ではなく、妹だとその時は言っていた。
綺麗な年の離れた妹…

本当はお店の子だったんですけれどね。

この本を読んでからは特に、バイアスが入らないように皮膚感覚をUPさせ、直接会って話を聞くようにしてますが、人を理解するって案外疲れるときもあります。

その疲れの流し方もこの本には書かれていて、オイラには分かりやすく実践的なイイ本の一つです。

以下、P206の「沈黙と間の効用」から引用。
「沈黙や間は会話が途切れているのではありません。心のなかの会話がずっとつづいているのです。心の会話が切れてしまえば、それこそ会話は成り立ちません。ただの時間のムダづかいです。」

「人を知る。」 いい響きだとオイラは思う。
今日も一日よろしくお願いします。






 


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