暖かい日が続いたので、開花を待ちわびていた桜も一気に咲き始めました。チューリップやモクレンもそろって咲き始め、春の花が勢ぞろいした感じがします。
今日は快晴でしたので、満開になった桜の向こうに青空が広がっていました。淡い桜の色合いが、青を背景に鮮やかに浮かび上がり、しばし花を見上げていました。自らの体内まで桜色に染め上げられ、古人になったような思いで見とれていました。肌にふれる風もさわやかでした。花は、心の内まで癒してくれる神様の贈りものなのかもしれませんね。
先日種まきをした野菜たちも、芽を出し始めました。畑も雨の恵みを受けて新たな力を得たようなので、今日は午前中に妻とジャガイモの植え付けもしました。
昨年種をまいたパンジーやビオラも寒い冬を乗り切って花を咲かせ始めましたので、こちらの方も庭への植え替えをしようと考えています。
色とりどりの花と新緑が、春の訪れを告げています。
田に水も入り、もうすぐ田植えも始まりそうです。
桜の花を見ながら、ウグイスや雲雀の鳴き声も耳にしました。ツバメの姿も見かけました。
去年は感じることのなかった確かな春の訪れと息遣いが聞こえてくる今年です。
被災地に住む人々にも、春の訪れを肌で実感できる日々であってほしいと願っています。