東京で見た女性専用車両について、コメントをいただきました。そういった車両を設けなければならないほど女性にとっては安心できない現実があるのだということを伝えたかったのではないかと思いました。女性に配慮した心遣いやマナーが実践されるならば、そういった車両は不必要なのですね。そうでないところに根本的な問題があるのだということを 考えさせられました。
駅でトイレを利用した時に、妻が戻って来るまでかなりの時間がかかりました。たくさんの人が並んでいて時間がかかったとのこと。男性用のトイレの込み具合はそれほどでなかったのですが、ここにも女性が置かれている状況を見ることができたように思います。
男性の視点では気づかないところで、女性はさまざまなハンディを抱えているように思います。それだけ、男性中心の社会があたりまえのように女性の前に立ちふさがっているのかもしれません。ハード面もそうですが、女性の立場や状況に配慮した心遣いといった点でも、まだまだ欠ける面が多い現実なのかなと思います。
女性にとって、高齢者や子どもにとって、障害をもった方にとって、果たして住みやすい街と言えるのかどうか。一人の人間として、相手の立場や思いに配慮した行動をしているのかどうか。
そんな自問をしながら、目の前の現実を見つめ直してみたいと思っています。
コメント、ありがとうございました。