盗作ではないかと話題になっていた五輪エンブレムが、佐野氏本人の申し出もあり、大会組織委員会が
使用を中止して取り下げることを決めたと発表しました。
新国立競技場の整備計画と同様、白紙撤回されたことになります。
どちらも、改めて公募し、新たな案で再スタートとなるわけですが、選ばれるまでのプロセスが透明化
され、国民の納得がいく形で決定されていくことを強く求めたいと思います。
それにしても 何たるドタバタ劇でしょうか。
問題となりながらも、誰もその責任をとることなく、白紙撤回となることでよしとなってしまうことに
やりきれない思いを感じてしまいます。
どららも、発案者には何の責任もないと思うのです。問題は、新国立ではそのプランを具体化する上で
の建設費等の見積もりがいい加減であったこと、エンブレムではプランの類似性や独創性を吟味できな
かった審査委員会に責任があったのではないかと思います。
その責任があいまいにされ、プランそのものや作者が批判の矢面に立たされていることに、大きな疑問
を感じます。また、盗作疑惑を執拗に追究するネット社会の怖さも痛感します。
絵や音楽、文芸といった芸術の世界において、全くのオリジナルという創作は成り立つのでしょうか。
さまざまな文化・芸術の世界にふれ、刺激を受け、感性が磨かれる中で生まれるものだからこそ、その
作品から普遍的な感動や影響を受けるといった側面もあるのではないでしょうか。
独創的な視点や切り口から作品をつくり上げることで、作者のオリジナリティーや個性を感じ取ってい
るとも言えるのではないでしょうか。
模倣や盗作と言われても、もとになったものから得た刺激や感動を自分なりに消化し、表現されたもの
であるならば、もとになったものを生かし発展させた作品として認める寛容さがあってもいいのではな
いでしょうか。
どこからどこまでがオリジナルと言えるのか。私にはその境界線が見えません。
つまるところ、それは一人ひとりの感性に委ねられるもので、一般化できるものではないような気がして
なりません。
その意味で、エンブレムに関する 佐野氏の 模倣ではない という主張を 私は信じたいと思います。
※追伸
エンブレム以上に白紙撤回を求めたいのは、安保法案です。
平和国家としてこれからも歩み続けるたには、不必要な法案だと考えるからです。
日本の将来の進路を左右する それだけ重い法案です。
国民の声に耳を傾けることで、安保法案も白紙撤回すべきものだと考えます。
自民党は、数の力による参議院での採決を考えているようですが、国民の信を問う意味でも 解散総選挙
という手順を踏むべきなのだと思います。
軍事力に頼らない 世界に誇る日本国憲法のもと、平和を愛する世界の人々との連帯の中で 先陣を切って
戦争のない世界をつくる 日本であってほしいと 心から願います。
使用を中止して取り下げることを決めたと発表しました。
新国立競技場の整備計画と同様、白紙撤回されたことになります。
どちらも、改めて公募し、新たな案で再スタートとなるわけですが、選ばれるまでのプロセスが透明化
され、国民の納得がいく形で決定されていくことを強く求めたいと思います。
それにしても 何たるドタバタ劇でしょうか。
問題となりながらも、誰もその責任をとることなく、白紙撤回となることでよしとなってしまうことに
やりきれない思いを感じてしまいます。
どららも、発案者には何の責任もないと思うのです。問題は、新国立ではそのプランを具体化する上で
の建設費等の見積もりがいい加減であったこと、エンブレムではプランの類似性や独創性を吟味できな
かった審査委員会に責任があったのではないかと思います。
その責任があいまいにされ、プランそのものや作者が批判の矢面に立たされていることに、大きな疑問
を感じます。また、盗作疑惑を執拗に追究するネット社会の怖さも痛感します。
絵や音楽、文芸といった芸術の世界において、全くのオリジナルという創作は成り立つのでしょうか。
さまざまな文化・芸術の世界にふれ、刺激を受け、感性が磨かれる中で生まれるものだからこそ、その
作品から普遍的な感動や影響を受けるといった側面もあるのではないでしょうか。
独創的な視点や切り口から作品をつくり上げることで、作者のオリジナリティーや個性を感じ取ってい
るとも言えるのではないでしょうか。
模倣や盗作と言われても、もとになったものから得た刺激や感動を自分なりに消化し、表現されたもの
であるならば、もとになったものを生かし発展させた作品として認める寛容さがあってもいいのではな
いでしょうか。
どこからどこまでがオリジナルと言えるのか。私にはその境界線が見えません。
つまるところ、それは一人ひとりの感性に委ねられるもので、一般化できるものではないような気がして
なりません。
その意味で、エンブレムに関する 佐野氏の 模倣ではない という主張を 私は信じたいと思います。
※追伸
エンブレム以上に白紙撤回を求めたいのは、安保法案です。
平和国家としてこれからも歩み続けるたには、不必要な法案だと考えるからです。
日本の将来の進路を左右する それだけ重い法案です。
国民の声に耳を傾けることで、安保法案も白紙撤回すべきものだと考えます。
自民党は、数の力による参議院での採決を考えているようですが、国民の信を問う意味でも 解散総選挙
という手順を踏むべきなのだと思います。
軍事力に頼らない 世界に誇る日本国憲法のもと、平和を愛する世界の人々との連帯の中で 先陣を切って
戦争のない世界をつくる 日本であってほしいと 心から願います。
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