懐かしの豚さんと新島八重

今週は久しぶりにエチコンのラボに連れて行っていただきました。
今回はＮＳ2人、ＭＥ2人、その他3人で総勢8人にて、いつも器械だしをしてくれるＮＳとポンプを回してくれるＭＥさんに、1本ずつＩＭＡ取ってもらって、OPCABで吻合をしてもらいました。
普段手術中に私が何を考えて、何を求めて手術しているか少しでも理解してもらえたらいいなと思いますが、すこしでもスタッフのモチベーションをあげて一緒に頑張ってもらいたいです。
その後はＭＩＣＳのＭＶＰの練習です。やはり正中切開よりはるかに視野はいいですね、体外循環の確立がしっかりできれば、僧帽弁については比較的初心者でも入りやすいと思います。
ＡＶＲは今回は時間切れでできませんでしたが、こちらはやはり筒の中でやるということで少しレベルが上がります。
夜は郷土料理、カラオケ、部屋で3時まで、負けたら飲むＵＮＯ大会が開かれ、みんな睡眠不足のまま翌日に突入です。
翌日は8人乗りのレンタカーを借りまして、朝一番で喜多方へ移動、朝ラーメン発祥の地でありますので、朝ラーをはしごして、蔵の街を堪能。
ちょうどＮＨＫの大河ドラマでやっている八重の桜の舞台となります会津若松まで移動し、昼からは白虎隊の自害したといわれる飯盛山に登り、鶴ヶ城を眺めました。
なんと2年前に歴史は変わっていたのです。白虎隊は鶴ヶ城に煙が見えたことで、戦の負けを確信して自害したとされていましたが、つい2年前に白虎隊の唯一の生き残りの方の手記が見つかり、みな鶴ヶ城が落ちるわけないと信じており、でも確認しに行って敵につかまるのは主君に対して、親に対して恥とのことで、捕虜になるなら自害したほうがましということで、わすか16-17歳で死を選んだんだという。
昔の教育はすざましいものだったのだとおもいます。

その後はその鶴ヶ城に登りまして、新島八重の生涯について学びつつ、郡山で最後にソースかつ丼をいただいて帰ってまりました。

濃厚な2日間でした。

これで、今週から日曜夜8時はテレビの前に座ってしまいそうです。

最後に「ならぬものは、ならんのです」と会津藩の掟の一つが書かれたストラップつい買ってしましました。