はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

「KJ法」創始者、文化人類学者の川喜田二郎さん死去

2009-07-09 | 日々の暮らし・議会・市民運動など

2009年7月9日(木曜日)
夜中にRCNのメンテナンスがあった・・・
朝、メールを確認しようとしたら、
受信できなくてエラーばかり出る。

プロバイダに連絡が必要だそうなので、
RCNのサポートセンターに電話をした。

パソコン・初心者マークのわたしにも
ちゃんとわかるように親切な対応を
してもらい、接続には何も問題がない、
どうも、ノートンのセキュリティが問題らしい。

これはRCNではどうにもできないんだそうな。
セキュリティを一回、はずさないといけないらしい。

とりあえず、
ノートンのヘルプを開こうとクリックしたら
なんと! 画面がフリーズ・・・

応答していません・・・だって・・・

焦りまくるわたし。
ここで電源を切ったら、
また変になるんじゃないかとか、
CtrlとAltとDeleteのキーを押しても大丈夫だろうかとか
悩みに悩んだけれど、
エ~イ! なるようになるさ! 
CtrlとAltとDeleteを押してしまった・・・

タスクマネージャの応答なしになってる
ノートンのソフトを終了・・・よっしゃ!
ゲッ・・・
消えてくれない・・・

ボワ~ンと薄い膜が覆っているノートンの
画面の「応答してません」の文字が嘲笑ってるよう・・・

一か八か、電源を切ることにした。
ドキドキもんだわ・・・ほんま・・・

どうか、前みたいに全部消えてませんように
と、祈りながら電源を入れた・・・
長い・・・ようこそのあとが長い・・・

おっ、ちゃんと正常に画面がでてきたぁ~
ノートンのうらめしい画面は消えてる!

おそるおそる、メールを確認。
やったぁ!
受信できた!

何が何だかさっぱりわからないけど、
ひと安心。

144通のメールを確認し終えたとたん、
もうクタクタ・・・

原稿を書く元気も失せ、さりとて
洗濯や掃除にも取り掛かれず、
ぶらっと本屋さんへ出かけた。

書棚の目立つところに、
川喜多二郎さんの発想法の本がずらり。
帯には上野千鶴子さんの名前も・・・

        写りが悪い・・・

上野さん直伝のKJ法にすっかり魅せられた
わたしは、時々ひとりKJ法で
原稿を書くこともある。

なんだか嬉しくなって携帯で本をパチリ。
発想法は続編もあってわたしの持っている2冊は
付箋やマーカーだらけ・・・

その川喜多二郎さんの訃報のニュースを
ネットで知り、おどろいている。

http://www.asahi.com/obituaries/update/0709/TKY200907090274.html

「KJ法」創始者、
   文化人類学者の川喜田二郎さん死去

文化人類学者で、カードを使った独自の発想法、
KJ法の創始者として知られる
川喜田二郎(かわきた・じろう)さんが8日、
敗血症のため東京都内の病院で死去した。
89歳だった。
葬儀は近親者で営み、後日お別れの会を開く予定。
喪主は妻喜美子さん。

京大文学部卒。東京工大教授、筑波大教授、
中部大教授などを務めた。
旧三高、京大時代に故今西錦司氏らのもと
探検調査活動に明け暮れた経験を生かし、
50年代以降、ネパールの学術調査など
数多くの業績を上げた。
その体験の中から、ベストセラーとなった著書、
「鳥葬の国」「ネパール王国探検記」などが生まれる。

KJ法も野外調査でのカードによる情報整理の
手法がヒントだった。
一つのデータを1枚のカードに記し、
多くのカードから共通点や違いを見つける。
多彩な考えを一つの発想にまでまとめ上げていく
系統的方法として完成させ、70年代以降、
多くの企業や自治体、大学で広く活用された。
ネパールの山村の生活改善運動に尽くした功績で
84年にはマグサイサイ賞も受ける。
文明論、組織論など数多くの著作は
「川喜田二郎著作集」(全13巻、別巻)に収められている。

コメント
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