ボランティア活動に参加するようになって、
二年が過ぎ、
今回は学芸員さんの案内で徳川御三卿跡を見学する機会があり、
参加してきました。
集合は靖国神社の鳥居前。
私にとって、「靖国神社」は両親との思い出の場所でもあり、
数年ぶりに市ヶ谷の駅から歩いてみました。
私が受験でこの駅に降り立ってから、既に44年が過ぎていました。
(そんなになる?)
こんなに綺麗な駅ではありませんでした。
父と歩いて学校に向かった道ですが、
当時とあまりにも変わってしまっています。
(だって、44年経ってるんだもんね。)
この塀の中が靖国神社です。
私が通った学校はこの反対側にあります。
入学が決まって、制服を作りに来た時、
父と母と、幼い妹と私とで入ったお寿司屋さんも既にありません。。。
思い出って、決して消えないものですね。
泣き出したくなるくらい懐かしくて、
特に、父の姿を思い出し、
「あの頃が一番よかったなぁ~」なんて、
朝もはよから涙ぐんでる私でした。
研修の内容は省き、
千鳥が淵の桜を!
今回は千鳥が淵の裏側からの桜です。
北の丸公園の中から眺めた千鳥が淵の桜は初めてです。
だいぶ散ってしまったけど、まだまだ!!
ボートもありますが、
写真撮影はやはり裏側からでは。。。
ボートを漕ぐ人の姿を撮って何になる?(笑)
裏側からって。。。
何回言うんだ!?私。。。
仕方ない。。。研修で来てるんだからと言い聞かす。
ランチは、学芸員さんのご配慮で、
「学士会館」で頂けることになっていました。
「学士会館」て、
なかなか入れないのでは???
この男性、どいてくれないかなぁ~って待っていたけど、ダメでした。。。
この学士会館は、「我が国の大学の発祥の地」だったのです。
なんじゃらもんじゃら書かれています。
美味しいランチでした。
ステキな雰囲気で、ランチは普通に入れるみたいです。
また来てみたい所でした。
ランチの後、
この地を見学し、と言っても、これだけしかなくて、
ただ、一ツ橋家ってもの凄い広さだったということを確認?して、
研修は終わりになりました。
その後、
この日まで、「皇居の乾門の通り抜け」が出来る日なので、
ダメもとで行ってみることにしたのです。
ものすごい行列でした!
色々な方のブログを拝見してて、無理っぽいって思っていたのですが、
警備の警察官の方にお聞きしたら、
「まだ大丈夫!」というお返事!
ここまで来たなら、なんとしてでも!!
どれくらい歩いたかなぁ?
玉じゃりの道は歩きにくい。。。
一緒に来た人たちはず~~~~っと前に!
私とNさんと先輩のKさんは後から。。。
見えてきました!
お堀の風景もステキでしたよぉ~
ここが「二重橋」
ただねぇ。。。この前にいる人たちが。。。
歩きながらだからゆっくりカメラを向ける時間もなく。。。
やっと辿り着いた「坂下門」
この門をくぐると、
「宮内庁庁舎」がドド~~~~ンと!
立派!!
ここでも、警備の警官さんが。。。(ちょっと邪魔ですよ。笑)
ただただみなさんの列に合わせて歩くのですが、
写真を撮りたくてもなかなか。。。
この坂の前が人だかり。
なんだ?なんだ?と行ってみたら?
ステキな坂道になっているのです。
警備の私服の警官さんに、
「何処に続く坂ですか?」と聞いたら、
「宮殿に続く山下通りといいます。」と、
いとも簡単に素直に教えてくださって、
ヘッ!!いい人だわぁ~なんて感心しちゃった。
なんだか声掛けちゃいけないような雰囲気なのですが、
別の所でも、紫のスミレのようなお花が沢山咲いていたので、
「あれはタチツボスミレですか?」とお聞きしたら、
「確かな事はわからないのですが、スミレですね。
お客さんの中でそんなふうに言っていた人がいましたよ。」なんて答えてくださいました。
(話しかけても大丈夫だったよ。笑)
しかも、ニコニコしてる。。。(笑)
ここのお堀もステキでした。
お堀の名前は忘れちゃった。。。
これは松の花芽のようで、珍しい。。。
芽吹き出したモミジの美しさにも感動しました!!
私のカメラではこんなもんですが、
イイカメラだったらなぁ~ 残念。。。
なので、
k先輩に、秋にもう一度来たいから、
どうか企画してください。なんてNさんと懇願しました。
そうこうしてる間に、
乾門に着きました。
この裏側から見たところがこちら!
この後、先に着いていた皆さんと合流し、
再び北の丸公園を抜け、千代田区役所の10階で一休み。
その間に撮れた千鳥が淵の風景です。
やっぱり、こちらからの風景がいいなぁ~
武道館の屋根も見え、
残り僅かな桜の風景も見る事ができました。
思いがけず、千鳥が淵と皇居の桜を見る事が出来て、
楽しい時間を過ごすことができました。
今年の桜ももう終わりですが、
こうして元気に桜を見る事ができて、
やっぱり有難いなぁ~って感じています。
長くなりました。
お付き合い、ありがとうございました。
くらり