11月2日の事でした。
どうしても行きたい所があり、
この11月2日しか行かれる日がなく、
一人ででも行ってみようと思っていたのですが、
「タウンウォッチング」時代の友人の、
TOKIさんとKUROちゃんに声を掛けてみた所、
「行く行く!!」ということで、
出掛けて来ました。
「代々木上原」の駅で9時30分集合。
さすがに、
お二人とも「タウンウォッチング」で慣れているので、
遅刻もせず、
歩くことも平気のへっちゃら!
KUROちゃんは東京在住なので、
新聞の切り抜きまで用意していて、
一人ででも行こうと思っていた。
いい所に誘ってくれてありがとう~とまで言われ、
いい気分で歩き出しました。
「代々木上原」から徒歩で13分という表示だったけど、
なかなかたどりつかない。。。
20分ぐらいかかったかな?
「駒場公園」の入り口にたどり着きました。
目的地は、この中です!!
「旧前田家本邸」
昭和3年から5年の二年間かけて建てられたそうです。
11月4日まで特別ガイドが付いていたのです。
2年前くらいに知ったので行きたかったのですが、
丁度修復工事に入ってしまい、見学することが出来なかったのです。
そして、
修復工事が済んで改めて公開されることになったのです。
前置きが長くなりました。
記事も長くなります。
ご興味のない方はどうぞスルーしてくださいね。
この「前田邸」は、
加賀百万石の当主だった旧前田家の「前田利為侯爵」のお屋敷なのです。
そして、
平成25年に「国の重要文化財」に指定されました。
ガイドの方は一階と二階に分かれていて、
一階は女性の方が案内してくださいました。
「大客室」
「小客室」
二つのお部屋が繋がって、必要に応じて引き戸で仕切られています。
お天気が良かったので光が差し込み、「光の足」も美しかったです。
「大食堂」
向きを変えて、
この出窓のガラスがカットガラスになっていて、
光が当たると虹色に見えるのです。
大食堂から続く、
「小食堂」
向きを変えて、
二階へ。
二階へ上がる階段も素晴らしい!
階段の途中の窓ガラスは、
ステンドグラスになっているのですが、
画像では解り難いですね。
階段下にあったステンドグラスと同じです。
二階からは男性のガイドさんの案内でした。
「夫人室」
菊子夫人の部屋で家族団らんの場だったそうです。
この邸宅で一番豪華なお部屋だったそうです。
そして、今回、このお部屋が全部修復されたのだそうです。
右にあるのが鏡付きのマントルピース
この中心部分は小菊模様のグリルが施されています。
ちょっと解り難いね。。。
本当に美しいお部屋でした。
「書斎」
座ってみたいね。。。
この女性が「菊子様」
机の後ろの書棚の素晴らしいこと!!
「長女の部屋」
マントルピースの模様は「梅」?って言ってたと思うけど。。。
あ~記憶が~。。。
この旧前田家の床は、
寄木細工なのですが、
各お部屋、全部違うんです。
そして、
照明やレリーフもステキでした。
沢山の素晴らしい物を拝見し、大満足でした。
その後、
「和館」へ。
和館は昭和5年に建てられました。
こちらは「薬医門」
「和館」は、
主に外国からの賓客をもてなすために建てられたのだそうです。
お部屋を見渡して、
一番に目を惹いたのが、
この「欄間」です。
「欄間」大好きな私にとって、
この大きな「透かし彫りの欄間」は感動!でした。
さすが、加賀百万石!!
繊細でお上品!!
透かし彫りの欄間を見る時は裏側からね!
とっても美しい欄間でした!!
ここまで一気に書いてきて、
記憶もあやふや。。。なので、
この辺でおしまいにします。
「旧前田家」を後にして、渋谷へ。
数年ぶりの、いや、十数年ぶりの渋谷。
変わったねぇ~
遅いランチを食べました。
「KUROちゃん」
「TOKIさん」
「くらり」
アップしなくていいのですが、
もうこのお店には行かないだろうしね。
若返った気分でわけのわからない異国情緒のランチでした。
積もる話に花が咲き、
でも、こうして元気で会えて楽しい一日を過ごすことができて、
またいつの日か再会を約束しました。
時代を超えて、
「侯爵様」がお住まいになっていたお屋敷にお邪魔出来て、
イイ時代が来たなぁ~なんて3人で楽しい時間を過ごすことができました。
秋の日の「光の足」の美しい一日でした。
もっともっと行ってみたいお屋敷があります。
いつになるかわからないけど、
「私の好き」を楽しもうと思っています。
最後まで読んでくださった方、
お付き合い、ありがとうございました。
くらり