私の好きな時間

大好きなお花達と手仕事と日々の暮らしの記録です

残しておきたい一冊のノート

2025年01月13日 | 日記

今日から二つ目の本箱の「捨て活」を始めました。

とにかく、大変。。。

息子の物もまだまだた~くさん!!

でも、

親ばかですが、

「よく頑張ってた!!」って

今更ですが、

誉めてあげたいくらいです。

 

「捨て活」は、

気長にやるしかない。。。

 

そんな中、

このノートが出て来たのです。

 

娘が中学2年生の時の数学のノートです。

 

「どこかにとっておいたはず」と言ってたけど、

ここにあったんだ。。。

 

ノートをめくりながら涙がこぼれました。

 

1年生の終わりごろから成績が落ちて来て、

副担任の先生に呼び出され、

このままだと高校受験が大変だから、

2年生になったら、もっと頑張りなさい。

先生は4月から他の学校に行くことなったので、

もう見てあげられない。

 

そんなふうに言われたと、

娘から聞かされ、

なんとかしなければ!と思い、

塾に行くことを勧めたりしたのですが、

娘は塾に行くことも、

家庭教師を付けることも嫌がりました。

 

結果は、

「お父さんに教わる。」ということで、

あの頃の娘と「お父さん」は、

親の私が言うのもバカみたいですが、

本当に感心するほど素晴らしい親子に見えました。

 

主人の対応には頭が下がりました。

なかなか出来ないと思う。

娘も一生懸命取り組んでいました。

 

私は、

何もしてあげられず、

せめて、教科書に合った問題集を、

しかも、

一番薄い問題集(安い)を一冊だけ買ってあげました。

 

その問題集をこのノートに解いて、

先生に提出していたのです。

 

先生の一言が嬉しくて、

本当に頑張っていました。

 

これは、自分で書いたようです。(笑)

 

これは、先生の文字だね。(笑)

 

ぼかしを入れてしまいましたが、

この先生からのメッセージには、

私は本当に嬉しくて涙がこぼれました。

今でも泣けてしまう。。。

娘もたぶん泣いたと思う。。。

 

そして、

なによりも、

今更ながらに気が付いたのは、

とってもキレイなノートだった。

こんなにきちんと向き合っていたんだ。って。

 

今頃気が付いて、

「遅い!!」って、

自分を怒ってあげました。(笑)

 

「捨て活」の合間に

親ばかの思いも載せてもいいかな?と思い、

今日の更新です。

 

もうウン十年前の一冊のノートですが、

このノートは娘が自分で処分するまで、

大切に残しておいてあげようと思います。

 

 

 

 

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