ディアドラがやってくれました。イギリスの牝馬GⅠ、ナッソーステークスを堂々の差し切り勝ちで制覇いたしました。イギリスのGⅠを勝った日本調教馬はアグネスワールド以来だそうですし、おそらく日本産牝馬としては史上初だと思います。
加えて凄いのが、このレースで破った馬たちの中に、今年の仏オークス馬のチャンネル(7着)や英・愛1000ギニーを制したハモーサ(9着)がいたこと。勝ちっぷりの豪快さを含めて、ディアドラの世界ランク(レイティングで決まります)が急上昇するのは間違いありません。
もともとハービンジャー産駒でもあり、欧州馬場の適性は高かったはずですが、ドバイから香港へ、そして英国へと、海外を転戦しながら新たな環境へ順応する能力が素晴らしいと思います。ぜひこのまま欧州の2000m路線で活躍し、あのエネイブルにも一泡吹かすことを期待したいものです。
欧州遠征を断念したアーモンドアイの分まで、頑張ってほしいですよね。