金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 6月24日~25日

2023-06-25 15:54:14 | 競馬

 土曜日は函館1R芝1200mを勝ったサトノクラウン産駒レガテアドール好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、馬場の最内を突いて、早め先頭に立ち、そのまま後続に2馬身差をつけて完勝。稍重の勝ちタイムは1分10秒7。2着には、3番手からイントゥミスチーフ産駒ブシン、3/4馬身差の3着には、2番手からモーリス産駒ヒデシンイメル

 

 阪神1R芝1600mを勝ったモーリス産駒フェンダー好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放して4馬身差の圧勝。良の勝ちタイムは1分35秒1。2着には、2番手からロードカナロア産駒モアリジット、4馬身差の3着には、最後方から差してきたニューイヤーズデイ産駒エートラックス

 これでモーリス産駒は2歳世代でトップの4勝目。4世代目になって、モーリス産駒の調教方法が掴めてきたのでしょう。晩成型と言われたモーリス産駒が2歳時から活躍を開始しました。これからが楽しみであります

 

 函館5R芝1200m新馬を勝ったシャンハイボビー産駒タヤスロンドン好スタートから2番手追走へ。4コーナー手前から早め先頭に立って、後続を突き放します。ラストは4番手から差してきたバゴ産駒ネガイヲカナエテに迫られますが、3/4馬身差に抑えて勝利。稍重の勝ちタイムは1分12秒1。2着ネガイヲカナエテから3馬身1/2差の3着には、2番手からオルフェーヴル産駒ジンチョウゲ

 

 阪神5R芝1200m新馬を勝ったキンシャサノキセキ産駒チークタイム好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げたマジェスティックウォリアー産駒ダズリングレイとの激しい競り合いになりますが、残り100mでチークタイムが抜け出して、1馬身1/4差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分10秒8。2着には、3番手からニューイヤーズデイ産駒プエルタセクレタ、ハナ差の3着に逃げたダズリングレイ

 

 東京5R芝1800m新馬を勝ったスワーヴリチャード産駒ヴェロキラプトル好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、後続を突き放します。ラストは、2番手から差してきたモーリス産駒デンティベスに迫られますが、これを1/2馬身差に抑えて勝利。良の勝ちタイムは1分49秒3。2着デンティベスから2馬身1/2差の3着には、3番手からジャングルポケット産駒ポッドテオ

 新種牡馬スワーヴリチャードの産駒がJRA初勝利を飾りました。素質馬が揃った府中芝1800mの新馬戦ですから、価値があります。ヴェロキラプトルは次も楽しみであります

 

 東京6R芝1400m新馬を勝ったダイワメジャー産駒アスコリピチェーノ中団後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るミニマルデザインを目掛けて、大外からアスコリピチェーノが猛然と追い込んできて、残り100mのところで交わして、後続に2馬身1/2差をつけて完勝。良の勝ちタイムは1分22秒8。2着には、4番手から差してきたリアルインパクト産駒レッドセニョール、1馬身差の3着には、7番手からダイワメジャー産駒フォルクスリート

 この勝ち馬は大物です。すでに大人のレースが出来る。アスコリピチェーノはマイルでも大丈夫。名前を覚えておきましょう

 

 日曜日は東京1R芝1600mを勝ったスワーヴリチャード産駒コラソンビート好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、そのまま後続を突き放して3馬身差で完勝。良の勝ちタイムは1分34秒6。2着には、4番手から外を差してきたサトノアレス産駒グラビティブラスト、1/2馬身差の3着には、同じく4番手から内を差してきたプラクティカルジョーク産駒ブライトアゲインスワーヴリチャード産駒が速くも2勝目であります

 

 函館5R芝1200m新馬を勝ったアルアイン産駒クールベイビー好スタートから3番手追走へ。直線に入るとまず、2番手からマジェスティックウォリアー産駒メイショウマサユメが先頭に立ちますが、残り100mのところからクールベイビーがこれを追撃、ゴール手前でクビ差交わして勝利。良の勝ちタイムは1分11秒5。2着メイショウマサムネから5馬身差の3着には、逃げたブラックタイド産駒ピクラリーダ

 新種牡馬アルアインの産駒がJRA初勝利を飾りました。スピードも切れ味もあるので今後が楽しみです

 

 東京5R芝1600m新馬を勝ったサトノクラウン産駒トーセンクライネ好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、スローペースで上手く逃げたサンダースノー産駒タガノエクレールがそのまま粘り込みを図ります。その内からトーセンクライネが並びかけ、2頭による激しい競り合いに。ゴール手前でトーセンクライネが3/4馬身差だけ抜け出して勝利。良の勝ちタイムは1分36秒8。2着タガノエクレールから1馬身3/4差の3着には、中団から差してきたブリックスアンドモルタル産駒キャネル

 

 阪神5R芝1800m新馬を勝ったキズナ産駒ギャンブルルーム最後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、レイデオロ産駒ショウナンハウルが大外を回して先頭に立ちますが、内埒際を突いて、ギャンブルルームが抜け出します。そのまま後続を突き放して5馬身差で圧勝。良の勝ちタイムは1分48秒8。2着には、5番手から馬場の中央を伸びてきたロゴタイプ産駒ブルーミングデザイン、1/2馬身差の3着にはショウナンハウル

 素質馬が揃った阪神芝1800mの新馬戦を、キズナ産駒のギャンブルブルームが完勝松山弘平騎手の好騎乗もありましたが、このメンバー相手に5馬身差は光ります2歳戦をここまで見る限りは、NO.1の大物だと思います。キズナ産駒の牡馬クラシック勝ちが見れるかもしれません。3着に敗れたレイデオロ産駒ショウナンハウルも見せ場十分でした。早めに大外を回したためラストは力尽きましたが、もっと上手くレース運びが出来れば、次は確勝レベルだと思います。

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【宝塚記念】 世界ランキング第1位のイクイノックスが潰れる⁉ 史上稀にみる消耗戦!

2023-06-25 03:24:37 | 競馬

 さぁ上半期のグランプリレース、宝塚記念です。例年になく、馬場も良好の様子。

 今年の宝塚記念は、何と言っても、世界NO.1ホースの⑤イクイノックスが出走してきました。秋の目標がジャパンカップとなったことから、春にもう一つくらい、GⅠレースを稼ごうというスタンスなのでしょう。阪神内回りの芝2200mは、ラスト1000mからの消耗戦になりやすいレースなので、イクイノックス向きのレースではありませんが、昨年の有馬記念を圧勝したように、得意ではないコースでも、どんな時でも勝ち負けに持ち込むのがスーパーホースの条件というもの。負けられないとの思いが強いでしょう。

 

 展開としては、⑮ユニコーンライオンがマイペースで逃げるところを、2番手⑫アスクビクターモア、3番手⑩ディープボンドがピッタリとマーク。前半は59秒前後で、残り1000mから⑫アスクビクターモアがロングスパートをかけて、中団以下の馬に脚を使わせる流れになるでしょう。直線に入ると、地力上位の馬だけが、ギリギリの攻防を繰り広げて、ラストの坂を苦にしない馬が勝利するという究極の消耗戦になると思います。ラスト3ハロンは35秒台から36秒台くらい。全馬、バテバテになると思います。

 

 本命には、阪神3000mの菊花賞を逃げ切った⑫アスクビクターモアを指名阪神内回り芝2200mはこの馬の得意舞台⑫アスクビクターモアが自分でレースを作り、そのまま押し切ると見ました。横山武史騎手の手腕にも注目です。

 相手にはまず、同じく阪神の消耗戦を得意とする古豪⑩ディープボンド。そして、天皇賞春を快勝した⑨ジャスティンパレス。長距離レースで安定感抜群の⑭ブレークアップ。同舞台のエリザベス女王杯を完勝した⑪ジュラルディーナ。ラストは、世界ランキング第1位⑤イクイノックスの5頭。

 馬券は、まず本命⑫アスクビクターモアの単勝。それとアスクビクターモア頭固定の三連単20点 ⑫⇒⑩⑨⑭⑪⑤ で。

 

 史上稀にみる消耗戦で、世界ランキング第1位のイクイノックスが潰されるのか⁉

 それとも、それを跳ね返して圧勝するのか⁉

 世界の競馬界が注目の一戦であります‼

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする