5月に入ってから、日本各地で相応規模の地震が数多く発生している気がいたします。
そのことが即、南海トラフの前触れという結論にはならないのですが、日本列島は、地質学的には、ユーラシアプレートの東端および北アメリカプレートの南西端に位置しており、これら2つの大陸プレートの下に太平洋プレートとフィリピン海プレートの2つの海洋プレートが沈み込む運動によって、形成された弧状列島でありますから、地震や火山噴火が常態化しているのが我らが国土であります。
いつ何時に、南海トラフが発生しても、何の不思議もありません。
とにかく、気になったので、5月に入ってからのM5.0以上の地震発生状況を、日本気象協会の公式HPで調べてみました。
結果は以下のとおり。
沖縄本島近海 M6.2 5月01日 16:59頃 最大震度2
石川県能登半島 M6.5 5月05日 14:42頃 最大震度6⁻
青森県東方沖 M6.1 5月06日 02:47頃 最大震度4
能登半島沖 M5.1 5月10日 07:14頃 最大震度4
千葉県南部 M5.2 5月11日 04:16頃 最大震度5⁺
トカラ列島近海 M5.4 5月13日 16:10頃 最大震度5⁻
八丈島近海 M5.9 5月14日 17;12頃 最大震度3
新島・神津島近海 M5.3 5月22日 16:42頃 最大震度5⁻
千葉県東方沖 M6.2 5月26日 19:06頃 最大震度5⁻
いかがでしょうか。これだけ見ても、何かの結論が出る訳ではないデータですが、日本列島の北から南まで、また日本海側から太平洋側まで、プレートの動きが活性化、あるいはプレート同士の歪みの修正が活性化しているように感じてしまいます。
震度5以上の揺れが、全国各地で一斉に起こっている事態を見ていると、素直な感想として「今は新幹線とか、乗りたくないなぁ」と思ってしまいます。
うちの嫁さんに、この話をしたら、「どうせ、大地震が発生するならば、自分も含めて、知人がすべて消えてなくなるくらいの大きな地震の方が良い」「1人で残される方がつらい」とのこと。
ワタクシとしては、もう少しだけ、美味しいお酒とお肴、お肉などを所望してから死にたいと考えております。もちろん、1人で残されるなんてのは、真っ平ごめんであります!