今週から2歳戦が始まりました。6月の新馬戦は、毎年のことながら、素質馬が揃った高レベルのレースが目白押しとなります。第1週から注目すべき馬たちがデビューしております。
また来年のダービー・オークスを目指した闘いがスタートであります!
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土曜日は阪神5R芝1600m新馬を勝ったブリッグスアンドモルタル産駒テラメリタ。ゲート入りに時間はかかりましたが、好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ると、追いすがる後続を突き放して、そのまま3馬身1/2差で完勝。稍重の勝ちタイムは1分36秒5。2着には、3番手から伸びたリアルスティール産駒カントゥータ。3/4馬身差の3着には、5番手からエピファネイア産駒コンテナワールド。
新種牡馬で米国年度代表馬に輝いたブリッグスアンドモルタル産駒のテラメリタが、抜群のスピードを見せて、世代最初の新馬戦を勝利。まだまだ幼さが残りますので、ここからの成長を期待したいところですが、何と言っても、スピードの違いが大きな魅力です。2着のカントゥータもレースセンスが良く、次は確勝レベルでしょう。
東京5R芝1600m新馬を勝ったモーリス産駒シュトラウス。好スタートから2番手追走へ。スピードが違い過ぎるため、3コーナー過ぎから先頭に。直線に入るとさらにスピードを加速、そのまま後続を突き放して9馬身差で圧勝。不良馬場の勝ちタイムは1分36秒9。2着には、4番手から差してきたドゥラメンテ産駒ショウナンマントル。3馬身差の3着には、2番手から粘り切ったイントゥミスチーフ産駒ブシン。
勝ったシュトラウスは、間違いなく大物。素質馬が揃った新馬戦で、しかも不良馬場も吹き飛ばす圧勝劇。ダノンプレミアムやグランアレグリア、またはサリオスの新馬戦を彷彿させるレベルです。POGでも評判だったモーリス×ブルーメンブラッドの良血馬で、恐らくは、秋のサウジアラビアRC⇒暮れの朝日杯FSというコースになるのではないでしょうか。2着のショウナンマントルも地力の高さを見せてくれました。次走は確勝レベルでしょう。
日曜日は阪神5R芝1400m新馬を勝ったリアルスティール産駒アトロルーベンス。後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、3番手からリアルスティール産駒チカッパと、最内を突いてプラクティカルジョーク産駒ブライトアゲインの2頭が先頭に立ちますが、大外からアトロルーベンスが豪快に追い込んで1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分24秒4。2着にはチカッパ、アタマ差の3着にブライトアゲイン。
新馬戦らしく、スローの瞬発力勝負となりましたが、後方にいたアトロルーベンスが抜群の瞬発力を見せて、先行陣を全て差し切りました。次レースも楽しみな存在であります。
東京5R芝1600m新馬牝馬限定を勝ったダイワメジャー産駒ボンドガール。好スタートから3番手追走へ。逃げたハービンジャー産駒チェルヴィニアの前半3ハロンのラップは37秒1と超スロー。直線に入ると、全馬による瞬発力勝負になりますが、残り100mのところで、逃げ粘るチェルヴィニアをボンドガールが交わして、3/4馬身差をつけて快勝。稍重の勝ちタイムは1分34秒6。2着チェルヴィニアから3馬身差の3着には、5番手から差してきたスワーヴリチャード産駒コラソンビート。
勝ったボンドガールのラスト3ハロンの上りは、稍重の馬場ながら33秒0。スローとはいえ、卓越した切れ味を見せました。6月の牝馬マイル新馬を勝った馬としては、グランアレグリアやメジャーエンブレムを思い出しますが、それらを彷彿させるレース内容でした。重賞候補というだけでなく、GⅠ候補として名前を挙げておきたいと思います。2着のチェルヴィニアも好素質馬。次は確勝でしょう。ボンドガールがグランアレグリアならば、チェルヴィニアはダノンファンタジーかもしれません。
東京6R芝1400m新馬を勝ったルーラーシップ産駒バスターコール。好スタートからスピードを活かした逃げへ。直線に入るとスピードを加速、そのまま逃げ切りを図ります。そこに内からモーリス産駒ビックアチェリー、外からはモーリス産駒ジュントネフが迫りますが、最後まで先頭を譲らず、クビ差だけ凌ぎ切って勝利。稍重の勝ちタイムは1分22秒3。2着にはビックアチェリー、クビ差の3着にジュントネフ、さらに1馬身1/4差の4着には後方から追い込んできたリアルインパクト産駒アルーリングタイム。
勝ったバスターコールは、卓越したスピードを活かして勝ち切りました。稍重の1分22秒3は、この時期の2歳戦としては相当なレベルと言えます。レースぶりを見るとマイルまでは大丈夫な馬だと思います。これにクビ差、クビ差と迫った2着3着も、そして後方から追い込んだ4着馬も、かなりの素質馬と評価して良いと思います。2着ビックアチェリー、3着ジュントネフ、4着アルーリングタイムまで、次走も注目すべき存在だと思います。