さぁ選挙シーズンであります!
9月は、日本で自民党の総裁選と立憲民主党の党首選が同時並行で行われます。われわれ一般有権者に投票権はありませんが、かなりの確度で、自民党総裁選のあとは「衆議院解散⇒総選挙」になると思われますので、この両選挙は、よくよく注目しておく必要があります。
こういう話をすると、したり顔をして、
「誰が総理になっても、何も変わりませんよ」
などと話す輩が、わが国には数多くいます。でもね・・そんなことばかり言っていたから、どんどん「政治屋のやりたい放題」になっていった訳であります。むしろ、自分たちの声や一票の力を信じて、もっと真剣に執政者を見極める努力をいたしましょう。
その努力が面倒で「何も変わりませんよ」などと逃げていると、本当に社会から「枯葉やゴミ」みたいに自分自身が「掃き出されてしまう」ことになります。9月の総裁選と党首選をよくよく見定めて、来るべき総選挙での自分自身の投票判断の材料にいたしましょう。
そして、もう一つ、日本に大きな影響を及ぼす大切な選挙が、米国大統領選挙です。
今の情勢は、まったくの五分と五分。こちらも、どちらに転ぶかで、われわれに降ってくるリスクの方向が変わってきます。特に、対中国、対ロシア、そして対中東へのスタンスが微妙に変わってしまいます。それは、アジアにおける安全保障という点で米日韓の強い結びつきにも変化をもたらす危険が出て参ります。
なお、国内の総裁選と党首選については、「耳障りの良い発言」=「無責任な発言」に特に気をつけましょう。これらは、「国民を馬鹿にしている」発言でもあります。もっと正確に言えば「多くの有権者が馬鹿だから、耳障りの良い言葉さえ言っておけば票が集まる」と確信している連中が結構います。(「消費税廃止」を主張する令和ナントカが典型例ですが、さすがに自民党・立憲民主党の先生達となると「耳障りの良い無責任発言」を巧妙に練込んできますので・・)、騙されないように注意いたしましょう。
もう一つは、「キャッチフレーズのみ」で「具体的施策」を発しない発言にも気をつけましょう。特にお話が上手い政治家にありがちな戦法です。笑って、盛り上がって、何も残らない演説。誰とは言いませんが、日本人が最も騙されやすいパターンです。こちらも気をつけましょう!