まずは日曜日のGⅠ、マイルチャンピオンシップ。好スタートから5番手で脚を溜めたグランアレグリア。直線に入って、前はアドマイヤマーズとラウダシオンに塞がれ、横をインディチャンプに閉じ込められる時間が長く続きましたが、インディチャンプが抜け出した残り200m、外に出してこれをあっさり差し切りました。スピードに乗っていたインディチャンプを差し切ってしまう切れ味の鋭さは尋常ではないレベル。結果として圧勝と言える内容でした。
2番人気のサリオスは、久々のマイル戦のスピードに前半ついていけない状況で、それでも最後は鋭い差し脚で5着までは突っ込んできました。この路線でいく以上は、次回は1400mくらいのスピードにも慣れていく必要がありそうです。
次は、月曜日の東京スポーツ杯2歳ステークス。危惧したとおり、真っすぐ走らせるのに、川田騎手が苦労していましたが、それでもダノンザキッドは楽勝で第2戦も突破。まだまだ大人になり切れない弱点も見せてしまいましたが、暮れのホープフルSで、もう少し骨のあるメンバー相手に勝利することができれば、いよいよ本物に。年末に出てくれば、キッドの成長した姿を楽しみに致しましょう。