ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

身体言語

2012-07-04 19:03:05 | 日々の暮らし・思い出
昨日、娘から興味深い話を聞いた。

娘が読んでいた本に載ってたというもの。

口内炎は身体言語である。という奴。

何かについての不満や抗議を口に出して言えない場合に、

それが身体言語となって出ている、のが口内炎である、という主旨。

ふーん、なるほど。でも口内炎に限らないのじゃないかと思った。

NHKの「ためして合点」で口内炎特集をやってたことがあって、

口内炎の原因はかなりな割合でストレスだ、と言ってた。

腰痛もストレスだというし、胃痛もストレスだという。

心にあって、それを出したいのに出せないというのはストレスだ。

こういう状態になるのは、周りの状況があると思う。

どんなことでも、あー、そうかぁと聴いてくれる人がいたら、

不満も抗議もそのまま出せる。

不満や不平は言ったらいけません・・みたいな無言の圧力や、

そういう教育をされて育つと、出しにくくなることはあるだろうし、

生まれながらの質というのもあるかもしれない。

けど、出さないじゃなくて、出せないという不自由状態はどこかで副作用を生む。

人は無意識のうちに心のバランスをとろうとするから。

その不満や抗議という心は出し所を探すのかもしれない。

わたしの長年の年間通してのアレルギー鼻炎、洟垂れ状態も、

なんらかの身体言語なのかもしれないと思ってる。
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秩序 と 壊し

2012-07-04 16:55:57 | 本を読んで
福岡伸一さんの本で知ったけど、

ルドルフ・シェーンハイマーという科学者が言った言葉。

「生命とは代謝の持続的変化であり、この変化こそが生命の真の姿である」


秩序は守られるために、絶え間なく壊されなければならない。

身体の肺をとって言えば、肺が肺としてその機能が働いている状態で居るには、

細胞は常に新陳代謝というか、壊されなければならない。

そして新しい細胞に替わる、ということがなければ肺が肺として機能しない。

この話は他のことでも言えるんじゃないかと思って考えた。

机という秩序、完成品になるには、木という自然物を山から切り取り、

材木にするというプロセスが必要だ。

机という秩序になるには必ず(壊す)が要る。

いま子供で居なければ、大人にはなれない。

下に居なければ上には行かれない。

昆虫が脱皮して成長するのもそう。

只の平べったいド-ナツの生地に穴を開けなければドーナツにならない。

(ちょっと違うか?)

持続的変化があるからこそ、私たちはこうして恩恵を蒙っている。

壊さなければ次に行かれない。

そうやって社会は変化して来た。

公害があったからこそ、公害の無い社会になる。

そういう意味で格差があったからこそ、格差の無い社会になった、

と後世の人は言うかもしれない。

相対的に物事は進む。


ずーっと替わらない細胞や分子で居ることは身体は出来ない。

そういう在り方は出来ない。

生命は動的平衡という在り方しか出来ないから。

身体ではなく、10年も20年も変わらない同じものの捉え方や見方をして、

何年も同じようなことで悩んでいる人も多い。

そういう意識の在りようをしてる人は多い。

別にそれが悪いわけじゃない。

そう出来る、そうなっているのだから。


身体と違って、

美しい結果にならない古びたものの見方、現象のとらえ方を、

大事に持っていても、その意識のまま人は生きられる。

けど、それがキッカケで人間界でトラブルや戦争が起こるのかなぁと思う。

生命とは代謝の持続的変化であり、この変化こそが生命の真の姿である。

・・という言葉の通り、

意識という生命が持続的変化をしてない、真の姿をしていないから、

現象面も真の姿にならないのかと思う。

ホント、全ての現象はなるべくしてなっているに過ぎない。

こういうことが起こっているのも当たり前過ぎるんだろう。

何が起こっても(あぁ、そう、なるほど)なんだろう。
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鉢は多くなった・・

2012-07-04 10:26:56 | 日々の暮らし・思い出
「鉢が多すぎる」を聞いて、自分の心に起こったことをここのとこ書いた。

そうしたら・・鉢の数はもっと多くなった・・・うん?!

面白い。彼女の言葉をすんなり聴けるようになったら、

事柄的にはそういうことになった、今回の場合は。


何を聴いた・・のか・・といえば・・

何を聴いたんだろう?

自分の心を聴いただけなのかもしれない。
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