ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

NHK 「梅ちゃん先生」開院

2012-07-10 14:53:05 | テレビを見て
下村医院が開業したけど、患者が来ない。

医院を開けて患者を待っていた。

医者というのは患者が居ないと商売にならない。

因果な商売といえば言える。

開院して、待っている。ひとが具合が悪くなるのを待っている。

世界中の医院病院から患者が一人も居なくなることを、

望んで医者は存在しているのだろうけど、

今は患者を待っている。

弁護士や検事、法律もそういう存在だろう。

世界中から訴訟がなくなる、ということは揉め事がなくなるということだけど、

揉め事がないと商売にならない。存在価値が無い。

やがて要らなくならなければならないものが医者や弁護士、検事。

今という時点では必要。

永遠にこの職業があると思うのは、

人間というものの程度が低いのだと確信しているのと同じかもしれない。






父のこと

2012-07-10 10:18:41 | 日々の暮らし・思い出
ここに母のことは何度も書いてるけど、父のことは書いたことが無い。たしか。

子どもの頃の父の印象。

学校の友だちが「うちのお父さんは五月蝿くてイヤだ」

というようなことを言っているのを聞いた時に、

いいなぁ、羨ましいなぁと思ったことを憶えている。

父は私に一切干渉しなかった。

私が何をしようと文句も言わないし、褒めもしない。

自分には関心がないのだと思った。これは私に限ったことじゃなかったようで、

優等生だった兄にもそうだったようだし、

弟にもそうだったようだ。

根っから興味がなかったみたい。

けれど、若い頃、私が結婚をすると言った時に父は驚いた。

私は結婚しないでずっと独身を通すんじゃないかと思っていたようだった。

やりたいことをやっている、と私を観ていたみたいで、

所謂、結婚はやりたいことがやれなくなるもの、という見方をしていたからなんだろう、

父の発言からそういうふうに当時の私は感じた。

父が私をどう観ていたのか、私に知れたのはそのことくらいだ。

でも子どもの頃、干渉されなかったことが寂しかったというのは、

自然な感情なんだろうと思う。

干渉は関心があるからこそ出てくるものだから。

でも実際父が私や兄弟に無関心だったかはわからないことではあるけれど。