リサ・ラーソン展 創作と出会いをめぐる旅
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みなさま、こんにちは
いかがお過ごしですか?
本日は前回に引き続き、
「リサ・ラーソン展 創作と出会いをめぐる旅」より、大学編です
滋賀県立陶芸の森工芸館 展示より
「ヨーテボリの学生時代のリサ」バナー
(撮影:弊社スタッフ野本)
リサさんがヨーデボリの大学で学んだ5年間は沢山の出会いがありました。
本展覧会の図録でリサさんは、
「自分の芸術的成長を決定づけた大事な時期」と語っています
最愛の夫グンナルさんとは、
リサさんが学校のバザーで作品を売っていたところ
別の美術大学に通うグンナルさんと出会い、
その夜の学校のダンスパーティーでも一緒になったのだとか…
学校生活では陶芸家クット・エークホルム氏に師事し
同じ時代に生きる芸術家たちと刺激し合いながら学生生活を送っていたそうです
クット・エークホルム氏は北欧デザインの草分け的存在でもある
アラビア社のアート・ディレクターを務め、後に大きな功績を残すことになる美術部門の設立した人物でもあります。
アラビア社で働いた後、スロイドフォレーニング学校(現HDKヨーテボリデザイン工芸大学)の
陶芸家主任教授となり、リサさんの先生となりました
滋賀県立陶芸の森工芸館 展示より
(撮影:弊社スタッフ野本)
手前に展示されている花器はクット・エークホルム氏の作品です
後ろには、右から
夫グンナルさんの描いた「リサの肖像画」
ヨーテボリに住んでいた頃の芸術仲間ヨルゲン・セッテルクヴィスト氏の
「オリジナル・ランダーラ・レッド・ホット・ストンパーズ」
リサさん、グンナルさんの恩師でもあるエンドレ・ネーメス氏の「やましい心」が展示されています。
この一角だけでも、当時の芸術家の交流を感じられますね
次回は大学生活を終え、
グスタフスベリ社に活躍の場を移したリサさんに迫ります
リサ・ラーソン展の作品は滋賀県立陶芸の森 陶芸館にて展示されておりますが、
新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から当面の間休館しております。
最新の情報は陶芸の森HP(https://www.sccp.jp)にてご確認ください。
滋賀県立陶芸の森 陶芸館
■会期
2020年3月25日(水)- 2020年5月31日(日)
■開館時間
9:30〜17:00 (入館は16:30まで)
■休館日
月曜日(5/4は開館。5/7は振替休館日)
■観覧料
一般:800円(640円)、高大生:600円(480円)、中学生以下無料
*( )は20名以上の団体料金
展覧会詳細HPはこちら
その他の展覧会情報についても弊社HPにて随時更新中です