リサ・ラーソン展 想像と出会いをめぐる旅
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みなさんこんにちは
本日はアメリカでの過ごしたリサさんの1年に迫ります
リサさんは見知らぬ国の文化や芸術に興味を持ちよく旅に出ていたそうです
最も長く海外に滞在したのは1966年から1967年に滞在したアメリカでした
滋賀県立陶芸の森工芸館 展示より(撮影:弊社スタッフ野本)
向かって左から時計回りに トラフィックシリーズ
「気球」、「ゾウ」、「飛行機」、「車」、
1971-1973年 リサ・ラーソン
カリフォルニア大学で陶芸を教えていたピーター・ヴォーコス教授のもとで
リサさんとグンナルさんは特別生となります
アメリカの陶磁器界で主流になっていた抽象表現主義との出会い…
美術館やマーケットでメキシコや北米のフォークアートにも出会いました
そして当時のアメリカでは
若者の理想主義やカウンターカルチャー運動が起きていました
滋賀県立陶芸の森工芸館 展示より(撮影:弊社スタッフ野本)
「木製のトリ」1970年 リサ・ラーソン
こちらは1970年代に作成された「木製のトリ」です
ヒッピー時代のカラフルでエキゾチックなデザインが反映されているかのようですね
そして数年後、アメリカでの豊かな経験をもとに「トラフィックシリーズ」が制作されました
滋賀県立陶芸の森工芸館 展示より(撮影:弊社スタッフ野本)
左手前2つ トラフィックシリーズ(テストピース)
「クジラに乗るヨナ」1971-1973年、1970年、
右手前 トラフィックシリーズ(原型作品、ユニークピース)
「クジラに乗るヨナ」1969 年、
右奥 トラフィックシリーズ(原型作品)「車」1969年
リサ・ラーソン
こちらの作品はアメリカで出会ったポピ族の人形と
ビートルズのアニメ映画「イエローサブマリン」から
インスパイアされたのだとか…
旅に出て、アメリカから、その時々の時代から、
リサさんは柔軟に作品を作っているのですね
見れば見るほど、知れば知るほど
リサさんの魅力に引き込まれてしまいますね
それではみなさんまた、次回お会いしましょう
★リサ・ラーソン展の作品は滋賀県立陶芸の森 陶芸館にて展示されておりますが、
新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から当面の間休館しております。
最新の情報は陶芸の森HP(https://www.sccp.jp)にてご確認ください。
滋賀県立陶芸の森 陶芸館
■会期
2020年3月25日(水)- 2020年5月31日(日)
■開館時間
9:30〜17:00 (入館は16:30まで)
■休館日
月曜日(5/4は開館。5/7は振替休館日)
■観覧料
一般:800円(640円)、高大生:600円(480円)、中学生以下無料
*( )は20名以上の団体料金
展覧会詳細HPはこちら
その他の展覧会情報についても弊社HPにて随時更新中です