キンスキ・イムレ展に行ってきました!
欠片(かけら)〜キンスキ・イムレ写真の世界〜 広報物
みなさまこんにちは
お元気にお過ごしでしょうか?
弊社スタッフはというと、先日キンスキ・イムレの写真展に行ってきました
欠片(かけら)~キンスキ・イムレ写真の世界~ は、東京のリスト・ハンガリー文化センターで開催されており、どなたでも自由に鑑賞できる展覧会となっております
キンスキ・イムレは1901年3月10日にブダペストで生まれ、ユダヤ系知識人の家庭に育ちました。その写真は「ナショナルジオグラフィック」や「アメリカンフォトグラフィー」などの雑誌でも紹介され、写真家としての頭角を現していきましたが、第二次世界大戦の勃発とともにユダヤ人への制裁が強まる中、1943年には強制労働に招集され、それから2年後の1945年、ドイツのザクセンハウゼン収容所へ送られる道中に人生の幕を閉じました。
このように最期は数奇な運命を辿ったキンスキでしたが、現在、彼の写真はアメリカやヨーロッパの名高いギャラリーや個人コレクションに所蔵されており、本展覧会でも、まるで映画のワンシーンに登場するような素敵な写真を観ることができます。また短い生涯の間、若き写真家キンスキ・イムレがファインダーを通してどのようにブダペストを捉えていたかを垣間見ることのできる展覧会です
ハンガリーといえば、ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、アンドレ・ケルテスなど世界に名だたる写真家を輩出した国です。若くして命を落としたキンスキ・イムレですが、もしその後の人生があったとしたらどのような写真を撮っていたか…。考えずにはいられません。
欠片(かけら)~キンスキ・イムレ写真の世界~は、リスト・ハンガリー文化センター東京にて3月31日(木)まで開催中です
リスト・ハンガリー文化センター東京
●住所
〒106-0045
東京都港区麻布十番3-8-1 1F
●電話番号 03-6459-4931
●会期 2021年12月7日(火)〜 2022年3月31日(木)
●休館日 土・日・ハンガリーと日本の祝日
●時間 平日10:00 〜 17:00(最終入場16:45)
●入場料 無料
●アクセス
東京メトロ南北線麻布十番駅1番出口、都営大江戸線麻布十番駅7番出口よりいずれも徒歩約10分
●HP https://culture.hu/jp/tokio