「いろいろ 色の魔法—色から見える写実」展
「いろいろ 色の魔法—色から見える写実」展 チラシ表面
みなさまこんにちは!
前回に引き続き弊社スタッフがこの夏鑑賞した展覧会についてご紹介いたします
本日ご紹介をするのは千葉県にあるホキ美術館にて開催中の
「いろいろ 色の魔法ー色から見える写実」展。
(ホキ美術館は日本初の写実絵画専門美術館で、日本の現代作家の作品を数多く所蔵している美術館です。)
写実絵画の展覧会というと、まるで写真のように緻密な描写に注目されることが多いと思いますが、本展は「色」に光が当てられた構成で、出品作品は濃いブルーの色合いをした作品からはじまり、次第に色が淡くなりベージュに変化していくといった色の変化を楽しみながら作品を展覧することができます。
それぞれの作品の近くには、作品に使用されている色の色見本(カラーコード)があり、
作品を構成する心地良い配色はどのようなものなのか?といったことも学ぶことができます
ホキ美術館は建築もとても美しいのですが、内装の雰囲気と出品作品の色々が織りなす空気感がとても新鮮で、まるで四季折々の変化のようにも感じられました。
本展で特に印象に残っている作品は、三重野慶氏の「言葉にする前のそのまま」という作品です
川辺に横たわる女性が描かれた油彩画なのですが、絵であることが信じられないほど、女性の透明感ある肌や水に映り込む光の描写が細かく表現されていて、まるで今にも動き出しそうな錯覚を覚えました!
気になる方はインターネットでチェックすることも可能ですが、ぜひ実際に会場で鑑賞されることをお勧めいたします
出品作品の中には、ほんの数年前に描かれた作品も多数展示されており
完成したばかりの作品を間近で鑑賞することもできます。
「いろいろ 色の魔法ー色から見える写実」展はホキ美術館にて11月13日まで
開催中ですので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
展覧会の詳細は下記ホキ美術館のウェブサイトよりご覧いただけます。