『ジャポニスムの一断面 ― ルソーの食器と日本版画 ―』
フランス印象派の陶磁器展 記念講演会のお知らせ
国立歴史民俗博物館 大久保純一先生
《ルソー》シリーズ 雄鶏に熊蜂図皿 1867年 フェリックス・ブラックモン クレイユ・エ・モントロー陶器工場
フランス印象派の陶磁器展 記念講演会のお知らせ
国立歴史民俗博物館 大久保純一先生
《ルソー》シリーズ 雄鶏に熊蜂図皿 1867年 フェリックス・ブラックモン クレイユ・エ・モントロー陶器工場
山口県立萩美術館・浦上記念館で開催中のフランス印象派の陶磁器 1866-1886展。
開催を記念して、10月26日(土)14:00~15:00に美術館の講座室にて講演会が行われます
講師を務めるのは国立歴史民俗博物館の大久保純一先生。ご専門である日本版画と、本展の花形でもある《ルソー》シリーズについて、ジャポニスムの側面からお話下さいます。
江戸後期の日本において、葛飾北斎の『北斎漫画』シリーズが出版されたのは1815年頃。それから約50年という短い期間で、遠く離れたパリで自身のモチーフがディナーセットに描かれ、食器デザインに革命を与えたと知ったら、北斎はどのようなことを思ったでしょうか。
そんなことを考えながら聴講してみるのもおススメです。
講演会は聴講無料で当日受付先着84席までとなっておりますので、是非お気軽に足をお運び下さい
《ルソー》シリーズ 雄鶏に花図深皿 1867年 フェリックス・ブラックモン クレイユ・エ・モントロー陶器工場
鶤鶏(とうまる)『北斎漫画』三編 1815年 葛飾北斎 浦上蒼穹堂蔵
※本展図録171頁より