アートインプレッション

株式会社アートインプレッションは、美術展の企画を主な業務としている会社です。

リサ・ラーソンとグンナル・ラーソン

2022-06-03 17:00:10 | リサ・ラーソン

リサ・ラーソンとグンナル・ラーソン

 

みなさまこんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
 
今回はリサ・ラーソンと、彼女の夫で同じく芸術家のグンナル・ラーソンについてご紹介します

 

リサ・ラーソン 会場バナー
リサ・ラーソン展 創作と出会いを巡る旅 
滋賀県立陶芸の森 会場にて撮影 (2020年3月21日〜6月28日開催) 
撮影:弊社スタッフ


リサ・ラーソン(1931-)は御年91歳のスウェーデンを代表する陶芸家

1948年にアートスクールに入学し、陶芸の道を志すことを決意した彼女は、1954年、スウェーデン陶芸界のパイオニアで、当時グスタフスベリ社のアート部門責任者であったスティーグ・リンドベリに才能を認められ、23歳という若さで国内最大の陶芸制作会社、グスタフスベリ社に入社します

以降、恵まれた制作環境の中で、リサ・ラーソンは次々と新しいデザインを発表し続け、その中には可愛らしくて癒されるあの動物シリーズも含まれています

1980年にグスタフスベリ社を退社してからは、フリーのデザイナーとして海外でも活躍し、2022年の現在に至るまで精力的に創作活動を続けていらっしゃいます

以上のように順風満帆な陶芸の道をたどってきたリサ・ラーソンですが、その活動の背景には夫であるグンナル・ラーソンの存在が大きく関係しているのです




リサ・ラーソンとグンナルラーソン 会場バナー
リサ・ラーソン展 創作と出会いを巡る旅 
広島福屋 会場にて撮影 (2021年8月9日〜8月31日開催) 
撮影:弊社スタッフ



グンナル・ラーソン(1925- 2020)はスウェーデンの著名な画家・版画家であり、グラフィックやパブリックアートなど幅広い分野で活動を行ってきました


自身の芸術にとってグンナル・ラーソンがどれほど重要な存在であるかをリサ・ラーソンが何度も語っているように、アートスクールの催しで出会って1952年に結婚し、以来長い人生を共に歩んできた彼らは、夫婦として、そして芸術家として互いを尊敬し、影響を与えあってきたのです

温かみのある表情豊かなリサ・ラーソンの作品たち。いつかまた日本でお目にかかれる日がきたらいいですね…



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。