柿谷がJリーグ最後の出場試合の後、頑張れのエールを受けて涙が止まらなかったようだ。点を取れず負けにした不甲斐ない自分にスイスで頑張れとの暖かい声援に、涙が止まらなかったのだろう。とてもよく分かる、私も同じ立場だったら泣いたような気がする。
それでも泣くなと言いたい。泣いたらあかん。柿谷、泣くと人間はそこで止まってしまう。実力が目に見え評価に直結する厳しい世界を背筋を伸ばして前へ進む人間は眼から水滴は落としても泣かない。
光陰矢の如し、サッカーの選手寿命は短い。泣く前にすることが山ほどある、泣いている暇はないのだ。