駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

オバマの言葉を聞いて

2016年12月28日 | 政治経済

         

 日本人でしかも政治が専門でない人間がアメリカの大統領を評するのは難しく過ぎたことかもしれない。しかし、感想を述べることは許され当然のことでもあるだろう。

 バラクオバマは有能で優れた大統領だったと思う。理想を追い格調高く、自由で民主的な精神の持ち主だった。掲げたことの四分の一も出来なかった、断行する力がなかったという批判もある。まあしかしそれは、そうできなかったというよりもそうさせなかった勢力があったからでもあると思う。出来なかったと批判する人も、おそらく足を引っ張る方に荷担していたに違いないのだ。

 理想や格調に目もくれず、目の前の己の権利や収益第一に走る勢力はここかしこで力を持っており、誰しも多少なりともそうした精神を持っているものだ。それにしてもなぜかオバマ大統領を高く評価しようとしない空気を感じる。そんなことはない優れた大統領だったと私の感想を書いてみた。

コメント (2)
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