駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

長門の武蔵と小次郎

2016年12月16日 | 政治経済

      

 武蔵も小次郎も写真が残っていないので、どんな顔か定かではないが安倍首相は長身細面で前髪から小次郎似の気がする。果たしてプーチンが武蔵に似ているかどうか、これは怪しいものだが遅れてくるのは武蔵流と見受けた。

 私は昔デートでも約束の時間を過ぎて三十分以上待つことはなかった。気の長い人でも一時間くらいまでだろう。今は携帯があるから、待ちぼうけというのはなくなったのかも知れないが、それが常識というものだ。

 三時間の遅れ、わざわざそれを管官房長官が作戦的なものではないと相手の肩を持つ言い訳をするのはおかしい。わざとでなくても礼儀を失している、嘗めんなよと言えなくてどうする。

 果たしてどんな成果があることか、兎に角一ヶ月前から挙げた風船は萎み続け、文書は残さないなどという話まで出ている。国内向けでは言葉巧みな安倍首相も、世界の舞台ではまだまだということだろうか。プーチンさん夕食を食べて帰るのかどうか知らないが、言葉の飾りに実利の食い逃げの可能性が大きそうだ。何を小童がほざくか、初めから分かっていたこと、互恵ではないかと一瞥を残して行くだろう。

 どうも日本人は言葉に囚われる?というか裏を取らないで言葉に信を置き過ぎる?。その割りに直ぐ忘れ、反古にされても追及が甘い。あの時はその時で過ぎてしまう傾向があるようだ。我々の業界でも大丈夫と言う言葉が、大した裏付けも無く使われ、絶大な効果?を発揮している。日本人はその場凌ぎが得意技なのだろうか。

コメント
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