昨日は珍しく朝日読売毎日の三紙に目を通してみた。五十年前と違って、新聞の個性がはっきりしてきているようだ。そうすると、これは朝日に対して多く強いのだが、ネット上に特定の新聞への誹謗中傷とも思える意見を反射的に書き込む一群の人達が出てきている。たぶん、以前からそうし衝動を持つ人達が居たのだろうと思う。ところで、例えば四月一日などに記事内容を総取っ替えで新聞を出してみたらと思う。読売の内容の朝日を呼んで誹謗する人達の考えに変化があるかもしれない。
日本は朝日読売毎日日経といった質の高い全国紙を持ち、しかも欧米に比べれば圧倒的に多い購買数がある。これは凄いことのはずなのだが、民度はもう一つに思われる?。中々、毎日複数紙に目を通すことは時間的にも経済的にも難しいことだとは思うが、単一紙が席巻していないことはきわめて重要と感じる。この頃は活字離れと言われ学生さんたちは新聞を読まなくなったかもしれないが、せめて日曜版くらい複数紙に目を通して欲しいと、活字世代は考える。色々が大切、できるだけ広い視野をというのは、先輩医師から教わったことだ。