ちょっと下火?のようだが十年後二十年後にはAIが世の中を動かすようになっているというような報道意見が多い。果たしてどの程度かは難しいが、AIが今の何倍何十倍もの仕事をするようになることは、新井紀子先生もお認めになるだろう。
そうなった社会がどんなものか、自分の目で見届けられるか覚束ないが、ある程度の予想は可能だ。それは過ぐる三十年を思い出して辿ってみればわかる。コンピュータ関連の進歩は加速度的だから三十年で起きたことがこれから十年くらいで起きる可能性は大きく、二十年三十年後の予想は難しい。
ただまあ確かなことは人間は大して変われないということと、おそらく十年後もAIと人間の主従関係は辛くも逆転していないだろうということだ。唯、主従関係は保たれていてもAIの能力が数多くの分野で人間を凌駕しているだろう。
人間が優位を保てる分野もいくつかあると思うが、残念ながらそれは一部の人だけで多くの人間はあらゆる場面でAIに敵わなくなっているだろう。過去の歴史に学ぶことのできない変化が起きてくる可能性もある。そうした近未来で人の能力と価値がどう変わるか社会がどう運営されるようになるか懸念している。これは有識者だけの問題ではなく、すべての人が考えたい問題だと思う。
閑話休題、二階さんというのは融通無碍に過ぎると思うことも多いが、政治判断に長けた政治家だと思う。韓国の議長の暴言というか空言などまともに反応する必要がないというのは真にその通りだと思う、