今年の世界経済フォーラム(ダボス会議)で注目を集める17歳の環境活動家グレタ・トゥンベリさんに、大学で経済学も学ばないで地球温暖化に関連付けて経済問題を論じる資格があるだろうかと、ムニューシン米財務長官は批判を一蹴したと報道されている。
果たしてそうだろうか、ムシューミン米財務長官には中学校で歴史と科学を学び直したらと切り返したい。もとより私は経済学を学んだことはないが、経済学の泰斗にもグレタファンは居るし第一級の科学者にもグレタさんの指摘を真摯に受け止める人は多い。
確かにグレタは奇矯な感じがしてヒステリックに聞こえることもあるが、どのような表現の仕方であろうと言っていることは科学的でまともな要請をしている。欲得で目が眩んだ大人には見えにくくなったものが見えている。戦略的に考える癖のついている賢い(狡賢い)大人にはできない表現になっているのだと思う。狡賢い?トランプの対極にいるから、喧嘩になるわけだ。尤も口論ではグレタの方が冷静に見える。
勿論、物事はそう単純簡単にはゆかないが、私はグレタさんの言葉に耳を傾けている。